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【更新】ダカールラリー:サインツがベスト、ローブが首位に再浮上、アル‐アティヤが意地のサードベスト

©RED BULL

ダカールラリーは1月9日、ウユニ〜サルタ間の817km、うち481kmの競技区間を走行。この日は再びアルゼンチンに突入したが、国境付近でゲリラ雷雨に見舞われ、川渡りの水位が一気に上昇したためにニュートリゼーションを実施。ステージ後半はあわやキャンセルかとも思われたが、モーターバイク以降は川渡りの水位が下がり、競技は続行された。

ここでは、カルロス・サインツがベストタイムをマーク。セバスチャン・ローブはステージ前半で2番手以下に2分以上の大差をつける激走を見せていたが、ステージ後半でターボマネジメントシステムにトラブルが発生。それでも前半の貯金を活かして、サインツに38秒差の2番手タイムでこの日をフィニッシュ。休息日を前にステファン・ペテランセルから総合首位の座を取り返した。

X-RAID

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この日奮闘を見せたのはMINI勢。昨年ウィナーのナッサー・アル‐アティヤが3番手タイムを叩き出し、ミッコ・ヒルボネンも5番手タイムで総合順位でも5位に浮上してきた。

市販車ディーゼル部門で戦うチームランドクルーザー・トヨタオートボデー勢は、前日にクラッシュしラジエターにダメージを負ったニコラ・ジボンの343号車はビバークで修復を行い、無事にこの日をスタート。部門4位(総合44位)を維持している。前日はジボン車をビバークまで牽引するなど活躍を見せた三浦昂も、部門6位(総合48位)で休息日を迎える。

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なお、トラック部門排気量10リットル未満クラスの日野チームスガワラは、519号車の菅原照仁はトラック部門総合18番手、クラストップの順位を守ってフィニッシュ。ビバーク到着が遅れていた菅原義正の528号車は、ステージ序盤の川渡りでスタックを喫し、1時間以上をタイムロス。しかし、部門総合41番手、クラス2番手の順位をキープしてステージをクリアし、日付が変わった午前2時半にビバークに帰還した。

1月10日は休息日。各チームはサルタのビバークで、競技後半に控える4000km近くの走行に備えてマシンメンテナンスを行う。

ダカールラリー After Stage7
1. S.ローブ(プジョー) 21:46’28
2. S.ペテランセル(プジョー) + 2’22
3. C.サインツ(プジョー) + 4’50
4. N.アル-アティヤ(MINI) + 17’36
5. M.ヒルボネン(MINI) +32’53
6. G.ドゥビリエ(トヨタ) + 33’41



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