TOYOTA GAZOO Racingは、12月13日(火)にフィンランドのヘルシンキにて2017年のWRC参戦体制を発表することを明らかにした。
当日はヤリスWRC参戦車両がお披露目されるほか、チーム代表のトミ・マキネン、嵯峨宏英チーム副代表(TOYOTA GAZOO Racing Factory本部長)、友山茂樹トヨタ専務(TOYOTA GAZOO Racing Factory副本部長)が臨席し意気込みを語る。すでに発表されているユホ・ハンニネン以外のドライバーも明らかになるものと思われる。
フォルクスワーゲンの撤退によるドライバー3名の動向にも注目が集まる昨今。先週行われた全日本ラリー選手権最終戦の新城ラリーでデモランを行ったモリゾウこと豊田章男トヨタ自動車社長(TOYOTA GAZOO Racing WRC参戦チーム総代表)は、フォルクスワーゲン撤退とドライバー選択の関連について、「私たちは勝つチームになること、人を感動させ、クルマを介して色々な人を笑顔にさせるという意味で、WRCへの参戦を決断しました。そのために、マキネンさんたちがベストな布陣を考えてくれればいいと思います」とコメントしている。果たして12月13日、ハンニネンの隣には誰が並んでいるのだろうか。発表会の模様はRALLYPLUS.NETでも随時お伝えするほか、12月末に発売予定のラリープラスvol.12でもお届けする予定だ。