TOYOTA GAZOO Racingは、公式YouTubeチャンネルでユホ・ハンニネンのインタビュー動画を公開した。
「運転を始めたのは15歳ぐらい、ラリークロスのようなマシンに乗っていました」と語るハンニネン。活動初期は予算が少なくできることも限られていたが、やがてフィンランド選手権のチャンピオン獲得。その後は支援を受けられるようになり、2006年から三菱ランサーエボリューションでWRCへ参戦するようになる。
チーム代表のトミ・マキネンとは今回のプロジェクトがきっかけで親しくなったというハンニネン。マキネンについて次のように語っている。「とてもチームの雰囲気を気にかけてくれているのがうれしいですね。彼も、それが一番大事なのだと言っています。雰囲気はいいです」
「準備に与えられた時間を考えれば、いいマシンになっています。それは私が保証します」
ハンニネンが開発ドライバーとして担当したヤリスWRCはデビュー2戦目にして早くも優勝。言葉どおり優秀なマシンであることが証明されている。ハンニネン自身は開幕2戦ともクラッシュし再出走という厳しいスタートになっているが、苦労人とも言えるキャリアを持つ彼の今後の活躍に期待したい。