TOYOTA GAZOO Racingが全日本ラリー参戦体制を発表、スポーツ制御CVTの新たな可能性を追求 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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TOYOTA GAZOO Racingが全日本ラリー参戦体制を発表、スポーツ制御CVTの新たな可能性を追求

©TOYOTA

TOYOTA GAZOO Racingは、全日本ラリー選手権のJN3クラスに、CVT(無段変速機)を搭載した「TGR Vitz CVT」で参戦することを発表した。今週末に佐賀県唐津市で開催される第2戦「ツール・ド・九州2017 in 唐津」で今シーズンの初戦を迎える。

TOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツの厳しい環境の下で『人を鍛え、クルマを鍛える』ことを目的に、2015年より全日本ラリー選手権に参戦してきた。参戦3年目となる今シーズンは、参戦車両を「TGR Vitz CVT」にスイッチし、モータースポーツにおけるCVTの新たな可能性を追求していく。 搭載するCVTにはスポーツ制御が施され、状況に応じエンジン回転数が最高出力回転数付近にキープされる。これにより、コーナー進入前の減速時にはより大きなエンジンブレーキ力が得られ、また、コーナー脱出時には高い加速性能が得られるメリットがあるという。

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クルーには、昨シーズンに引き続きドライバー大倉聡、コ・ドライバー豊田耕司のコンビを起用。2015年4月に発足した凄腕技能養成部の社員メカニック5名にCVT担当の社員エンジニアを加え、社員メカニックが参戦車両の製作を行い、ラリー参戦時におけるサービス作業も行う体制とする。

チーフメカニックの宮本昌司は、参戦車両の製作において「耐久性の確保・軽量化はもとより、選手の利便性やメカニックの整備性の向上を心がけた」と語っている。また、昨シーズンまでチーフメカニックを務めた豊岡悟志は、これまでの参戦経験を生かして今シーズンから監督としてチームをけん引する。

TOYOTA GAZOO Racing 全日本ラリー選手権 参戦体制

チーム名
 TOYOTA GAZOO Racing
参戦車両
 TGR Vitz CVT
監督
 豊岡 悟志(トヨタ自動車)
チーフメカニック
 宮本 昌司(トヨタ自動車)
メカニック
 トヨタ自動車 凄腕技能養成部社員
エンジニア
 トヨタ自動車 ドライブトレーン制御開発部社員
ドライバー
 大倉 聡
コ・ドライバー
 豊田 耕司



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