5月19日(金)〜21日(日)にかけて開催される全日本ラリー選手権第4戦「若狭ラリー2017 Supported by Sammy」のエントリーリストが公開された。選手権クラスは47台で、JN6からJN1までの全クラスが成立。オープンクラスにもクラシックカーなど4台がエントリーした。また、20日(土)には近畿ラリー選手権第2戦が併催となっており、23台がエントリーしている。
JN6クラスは奴田原文雄、勝田範彦、新井敏弘、竹内源樹をはじめとする常連選手に加え、開幕戦後に負傷し欠場していた鎌田卓麻がここ若狭から復帰してくる。昨年はデイ2でベストタイムを奪うスピードを見せクラス4位に入賞しており、復帰初戦での戦いに注目だ。昨年3位の福永修、同6位の村瀬太も名を連ねている。
JN5クラスは小濱勇希、川名賢がシトロエンDS3 R3-MAXで引き続き参戦するほか、鷹野健太郎が昨年から参戦している2リッターターボFFのMINIで今季初参戦を果たす。
JN4クラスは2連勝して波に乗る曽根崇仁を、香川秀樹、山本悠太、山口清司らが追う。第2戦唐津で2位の石川昌平が1戦ぶりに復帰し、昨年のラリー北海道で優勝を果たした三菱コルトバージョンRの木村謙治もエントリーするなど、今季最多の6台となっている。
全クラス中ただひとり全勝中の天野智之を筆頭に、着々と熟成が進むCVTヴィッツの大倉聡、デミオの内藤学武ら10台が集まったJN3クラス。今回は鷲尾俊一がデミオ15MBからRX-8にマシンをスイッチし、RX-8勢の中西昌人とともにターマックでの巻き返しを目指す。開幕戦嬬恋で惜しくも表彰台を逃した渡部哲成、JSR嬬恋で2WD最上位で完走を果たした権田哲也も、2戦ぶりにエントリーしている。
JN2クラスは、ディフェンディングチャンピオンの明治慎太郎、開幕戦嬬恋優勝の猪股寿洋、久万高原でBRZデビュー戦2位を獲得した鈴木尚など、7台の86&BRZのエントリーを集めた。
そして多彩なマシンが集まるJN1クラスは、古川寛、須藤浩志らスイフトスポーツ勢、三苫和義、小川剛の九州フィット勢、日産ノートNISMO Sの伊藤隆晃、ヴィッツのいとうりななど8台がエントリーしている。
ラリーは19日(金)の18時過ぎから、ラリーパーク(おおい町総合運動公園/プレーパーク大飯)にてセレモニアルスタートを実施。20日(土)と21日(日)には、同公園に各種企業や飲食店などのブースが設けられるほか、観戦可能なギャラリーステージが各日2回ずつ実施される。ラリー期間中の駐車場は長井浜海水浴場駐車場で、駐車料金は2000円(両日観戦の場合、21日は1000円に割引)。10分間隔でシャトルバスが運行し、ラリーパークとギャラリーステージのある会場まで移動する。