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WRCプロモーターが2016年の9イベントを先行発表、新規イベントも協議中

 

WRCプロモーターは、2016年WRCカレンダーに含まれるイベントのうち、複数年に渡る開催契約を結んでいる9戦について開催国名を発表した。5月12日にパリで行われたFIA WRCコミッションでのミーティングで承認されたことを受けたもので、ワールドモータースポーツカウンシルの承認を受けて確定となる。

今回名前が挙がった9戦のうち、モンテカルロは1月21−24日、スウェーデンは2月12−14日と日程まで明言。アルゼンチン、オーストラリア、フィンランド、イタリア、メキシコ、ポーランド、スペインについては日程は調整中だが、いずれも、2015年の開催が基準を満たしていることが条件となる。

カレンダーに入る開催イベント名を一部先行して発表することで、これらの主催者は2016年開催に向けての準備が早く開始できるようになる。その他のイベントについては、遅くとも9月には確定する見込みとしている。

WRCプロモーターのマネージングディレクター、オリバー・シースラは、開幕2戦については日程までノミネートしたことで、主催者、チーム、パートナー、そして観客にとってもメリットがあるとコメント。

「WRCは、他のFIA世界選手権とは異なり1月からシーズンが始まる。ラリーモンテカルロとラリースウェーデンはについては、開催日程について論議の余地がないことは周知の事実であるため、一気に日程まで明言した」とシースラ。

「9つのイベントについては、できるだけ早い段階で計画立案や準備を始められるように意図的に決定した。ワールドモータースポーツカウンシルで最終確定を受けることを心待ちにしている」

さらにシースラは現在カレンダーに含まれていないイベントの開催も示唆。

「我々は、現在カレンダーに含まれていない国々も含めるというエキサイティングな議案についても取り組んでいる」とシースラ。

「少なくとも1戦、あるいは2戦を来年(2016年)のカレンダーに含めることを視野に入れて話し合いが始まっている」



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