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ラトバラはWRCスウェーデン最終SS後のリエゾンでリタイア

 

WRCスウェーデン4回目の優勝を目指して挑んだヤリマティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)だったが、SS9でコースオフし総合23位まで後退。13位まで追い上げて迎えた最終のパワーステージに臨んだが、ボーナスポイントも獲得できなかった。

マニュファクチャラーズ選手権、チームズ選手権の車両は規定上、同じトランスミッションやスペアパーツを何戦か連続で使用しなくてはならず、その期間を2戦連続を2回、3戦連続を1回、4戦連続を1回で組み合わせなくてはならない。この組み合わせは開幕前にマシンごとに申請することになっており、ラトバラはスウェーデン、メキシコ、アルゼンチンを組み合わせていた。ただし、いずれかでリタイアした場合は、同じ連続の次のラリーのイベント前車検で再びシーリングを行うことになる。

このため、ラトバラはチームとの話し合いの結果、このスウェーデン戦でパワーステージフィニッシュ後のリエゾンでリタイアすることを決めた。これにより、メキシコ戦に向けて、ポロR WRCのコンポーネンツの選択幅が広がることになる。



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