ラリプラ東京観光企画・昨年に続く第二弾はアドリアン・フルモー 原宿&渋谷エリアを満喫! – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

ラリプラ東京観光企画・昨年に続く第二弾はアドリアン・フルモー 原宿&渋谷エリアを満喫!

©Jun Uruno

11月16日から開幕するWRC第13戦ラリージャパンに、Mスポーツ・フォードからプーマ・ラリー1で参戦するアドリアン・フルモー。今回、RALLY PLUS本誌の企画で『明治神宮』や『渋谷スクランブル交差点』、『SHIBUYA SKY』など、東京観光を楽しんだ。今回の取材を終えたフルモーは、次のように街歩きを振り返っている。

Jun Uruno


「今回、東京の中心を見てまわって、一番心に残ったのは、やっぱりSHIBUYA SKYから見た、東京の眺めだね。東京の広さを実感できたし、ニューヨークが小さく感じられたよ。街が広がっているだけではなく、建物もとてつもない数だった。それでもやっぱり規律があって、カオスが存在していないんだよ。それと、明治神宮は森の中にあって、静かで洗練されていた。都会の中心に自然があって、そこにも規律があることに感銘を受けた。あと、プリクラでちょっと風変わりな写真を撮ることができたのも楽しかったよ(笑)」

Jun Uruno


実は、今回の東京観光の前に、フルモーは富士山にも訪れている。

「富士山は最高だった! 僕自身、自然が大好きだからね。富士山登頂もトライしたかったけど、残念ながら登山シーズンが終わっていてね。火山としての歴史も興味深かったし、1日を通して太陽の光がどんどん変わっていく様子も美しかった。秋の紅葉シーズンで、景色も最高でね。東京は大都市だけど、高速に乗れば、あっという間に自然を楽しめることを知ったよ」

今週末に開催されるラリージャパンに向けては、次のように意気込みを語っている。

「ラリージャパンに関しては、いろいろ勉強している最中なんだ。特にタイヤチョイスがかなり難しいと聞いている。通常、ラリーの前にはテストがあるけど、今回はテストなしのぶっつけ本番で臨むことになる。昨シーズンは出場していないし、レッキにも参加もしていない。僕にとっては完全に新しいラリーとなる。でも、チームから提供されたステージ映像はあるし、コ・ドライバーのアレックス(コリア)と協力して、レッキまでにしっかりと準備したい。チームからはプーマ・ラリー1のセットアップや、そして昨年のタイヤチョイスについてアドバイスがあるはずだ」

M-SPORT


「僕は今回のラリージャパン出場を、今シーズンに対するご褒美だと思っている。アレックスと僕が努力してきたこと、自分たちの弱点を克服してきたこと、そして大きな進歩に対するね。今シーズン、僕らは向上するために一生懸命努力を重ねてきたんだ。すべてのタイトルが決まっているし、僕らに課されたプレッシャーはなにもない。僕以外の全ワークスドライバーがラリージャパンを経験しているし、僕が『ここで絶対に優勝する』なんて考えながら現地入りしたら、彼らを十分にリスペクトしていないことになるよ(笑)」

最後に日本のファンに向けて、次のようにメッセージを送ってくれた。

「ラリージャパンを、ぜひ現地で観戦してほしい。僕らの近くにも、遠慮せずに来てほしいんだ。ラリーは観客に近いモータースポーツだし、僕は喜んでサインするし、自撮りにもできるだけ協力するよ! 物怖じせずに頼んでほしい。サービスでも、ロードセクションでも、観戦するのには最高の競技だから、ぜひ大勢の人に楽しんでもらいたいな」

フルモーが東京観光を楽しむ様子は、11月24日金曜日に発売される『RALLY PLUS特別編集 ラリージャパン速報号』に掲載予定だ。



RALLY PLUS