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WRCジャパン:シェイクダウンはヒョンデのヌービルがトップ、勝田貴元は1.6秒差の3番手タイにつける

©HYUNDAI

2023年シーズンWRC第13戦ラリージャパンは、11月16日(木)にシェイクダウンが行われ、ヒョンデのティエリー・ヌービルがトップタイムとなる2分3秒0をマーク。1.4秒差の2番手タイムにトヨタのエルフィン・エバンス、1.6秒差の3番手タイムに勝田貴元とセバスチャン・オジエが入った。

昨年、12年ぶりのWRC開催を実現したラリージャパン。カレンダー復帰2年目も愛知県・岐阜県にまたがるターマックイベントとして行われる。ラリーの拠点となるサービスパークは、昨年に引き続き愛知県豊田市の豊田スタジアム。今回はスタジアム内に2台が同時走行するスーパーSSコースが設置され、ラリーウイーク中に3回のSS実施を予定している。

トヨタは前戦セントラルヨーロピアンに続き、オジエがエントリー。昨年の3位表彰台を上まわるリザルトを狙う勝田貴元は4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブする。ヒョンデは昨年マシン炎上に見舞われたダニ・ソルドに3台目のヒョンデi20Nラリー1を託した。今回がMスポーツ・フォードから最後の参戦となるオィット・タナックと、昨年のカタルーニャ以来となるアドリアン・フルモーが、フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1をドライブする。

木曜日午前9時01分、晴天が広がりドライコンディションのなか、昨年に続き豊田市の鞍ケ池公園で、シェイクダウンを実施。ランナバウトを含む2.75kmのショートコースでベストタイムを刻んだのは、昨年のラリージャパンを制したヌービル。「金曜日は天気も悪くなりそうだし、チャレンジングなイベントなりそうだね。ただ、僕にはプレッシャーはないし、楽しみながら勝利を狙うよ。ライバル(トヨタ)たちにとってはホームイベントだし、プレッシャーがかかるだろうね」と、笑顔を見せた。

1.7秒差の5番手タイムは、前戦でタイトルをドライバーズ選手権王座を決めたカッレ・ロバンペラ(トヨタ)。1.9秒差の6番手にはチーム残留が発表されたヒョンデのエサペッカ・ラッピ。2.0秒差の7番手にソルドとフルモーが並んでいる。

ラリーは16日木曜日の17時5分に豊田スタジアムでセレモニアルスタートを行い、続いて19時5分からSS1「Toyota Stadium SSS(2.10km)」で華々しく幕を上げる。

WRCラリージャパン シェイクダウン暫定結果
1. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 4/4 2:03.0
2. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 2:04.4
3. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 2:04.6
4. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3/3 2:04.6
5. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 2:04.7
6. E.ラッピ(ヒョンデi20Nラリー1)  4/4 2:04.9
7. D.ソルド(ヒョンデi20Nラリー1)  4/4 2:05.0
8. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 5/6 2:05.0
9. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 3/3 2:05.2
10. A.ミケルセン(シュコダ・ファビアRSラリー2) 3/3 2:09.1
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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