11月20日、2024年のWRCを戦うドライバーズラインナップを発表したTOYOTA GAZOO Racingは、すでに発表していたドライバー育成のTGR WRCチャレンジプログラムについてもあらためて、ラリー2にステップアップする小暮ひかる(左)、山本雄紀のコメントを伝えている。
(以下、チームリリース)
世界で戦えるラリードライバー育成を目的としたWRCチャレンジプログラムは2015年よりスタートしました。2期生の小暮 ひかる、山本 雄紀の2名が2024年もプログラムを継続し、Rally2車両で欧州のラリーに参戦します。また、プログラム3期生の選考も現在進行中で、12月に最終選考の実施を予定しています。フィンランドでの本格的なトレーニングを通じてラリードライバーとして大きく成長することを期待しています。
ドライバー/コ・ドライバー
ドライバー 小暮 ひかる(Hikaru Kogure 日本)
コ・ドライバー トピ・ルフティネン(Topi Luhtinen フィンランド)
ドライバー 山本 雄紀(Yuki Yamamoto 日本)
コ・ドライバー マルコ・サルミネン(Marko Salminen フィンランド)
小暮 ひかる
2024年もTGR WRCチャレンジプログラムの一員として活動できることを嬉しく思っています。この2年間、フィンランドに拠点を移し、ラリーに集中できる素晴らしい環境で多くの経験をさせていただきました。TGRのサポートがなければ、このような多くの学びを得ることも成長することもできなかったのでとても感謝しています。今後はよりハイレベルなドライバーが集まるRally2へとステップアップしさらに困難なものとなります。努力を怠らず、プログラム名にもあるチャレンジ精神を忘れずに精進します。この2年間同様、イベントごとの成長も見守っていただけると嬉しいです。
山本 雄紀
来年もTGR WRCチャレンジプログラムの一員として挑戦を続ける機会をいただき大変光栄です。素晴らしい環境でサポートして下さる全ての方に本当に感謝しています。これまでの2年間、ヨーロッパの数々のラリーで経験を積ませていただき、たくさんの学びがあり、自分自身成長を感じることができました。来年挑戦するRally2カテゴリーは、たくさんのトップドライバーを擁する非常に競争率の高いクラスです。より高いレベルでドライバーとして成長できる、非常に重要な一年になります。