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WMSC、WRCの最終日ポイント配分などの改革案を承認

©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

FIAは12月6日、2023年最後となるワールドモータースポーツカウンシル(WMSC)の会合をアゼルバイジャンのバクーで開催。WRC関連では、既報のワーキンググループ設立、2025年以降のハンコックの単独サプライヤー選出のほか、下記の案件が承認された。

マニュファクチャラーズ、ドライバーズ、コ・ドライバーズの選手権ポイントについて、特に日曜日の盛り上げと競争力を高めることを目的とした新しいフォーマットが承認された。1日あたりのポイントの詳細と配分は後日、WMSCの作業部会によって確定される。

また、大幅なコスト削減を目的に、2025年と2026年のマニュファクチャラーズ選手権でポイントを獲得するためにエントリーするラリー1マシンに認められる1シーズンあたりの新品のハイブリッド・ユニットは、これまでの最大9台から最大3台までとなる。

プロモーション面では、P1クルーはシェイクダウンでは最低2回を走行し、3回目の走行はWRCプロモーターが決定するメディア関係者またはVIPの同乗の機会とし、選手権のメディア露出を高めることに活用する。

コンペティターからのフィードバックをベースに、P2クルーにはルートノートカーの使用が認められるようになるほか、P1ドライバーとの格差による状況的な矛盾を避けるために金曜日のスタート順が変更される。



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