シリル・アビテブールがヒョンデ・モータースポーツの社長に就任、チーム代表と兼任 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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シリル・アビテブールがヒョンデ・モータースポーツの社長に就任、チーム代表と兼任

©Hyundai Motorsport GmbH

ヒョンデ・モータースポーツは、2024年1月からの同社上層部を再構築することを発表。現在チーム代表を務めるシリル・アビテブールが社長に就任し、代表職と兼任することになった。2022年4月から社長を務めてきたシーン・キムは社長職をアビデブールに引き継ぎ、ヒョンデ自動車で新たな職務に就く。

アビデブールは、 2023年1月からヒョンデ・モータースポーツに加入するとすぐに活躍を見せ、12カ月にわたって組織改革に貢献してきた。社長職に就くことで新たな責任を背負うだけでなく、韓国とヨーロッパにおけるモータースポーツ子会社と企業のパイプ役としての戦略的役割も担うことになる。

アビテブールの社長就任とともに、ヒョンデ・モータースポーツは2024年シーズン以降に向けて業績と効率を向上させることを目的とした体制を、2024年初頭から発動させる。

アビデブールは「まず、 自分をヒョンデ・モータースポーツに連れてきてくれたシーン・キムと、自分を信頼してこの新しい役割を与えてくれたヒョンデに感謝しなければならない」とコメント。
「我々は、参戦しているカテゴリーにおいて明確な目標を持っている。また、ヒョンデ・モータースポーツがヒョンデ自動車の進化を反映し、Nブランドと製品に関連したプラットフォームであり続けるために変革していくことも我々の使命。やるべきことがあるのは承知しているが、献身的で才能があり、多文化的な人材で構成されたチームに恵まれているので、シーンの在任中と同じように、尊敬と信頼という同じ価値観を持って指導に努めるつもりだ」

Hyundai Motorsport GmbH

キムはさらに「ちょうど12カ月前に、シリル・アビテブールをヒョンデファミリーに迎え入れたように、今日、私は社長の役割を彼に引き継ぐ。この2年間、ヒョンデ・モータースポーツは自分にとって家族のような存在だった。自分は新たな挑戦へと向かおうとしているが、ヒョンデ・モータースポーツが新たなリーダーシップ・チームの手に委ねられ、これからのシーズンに向けて力強くプッシュできると確信している。アルゼナウには素晴らしい才能が揃っており、将来は大成功を収める可能性を秘めていると確信している」とコメントを寄せた。

ヒョンデのNブランド&モータースポーツ担当副社長のティル・バルテンベルクは「シリル・アビテブールのヒュンダイ・モータースポーツ次期社長就任を発表できることをうれしく思う」とコメント。
「シリルはわずか12カ月の間に、素晴らしい戦略的スキルのパッケージとともに、改善のための明確なロードマップを与えてくれた。2023年は彼の経験と見識から大きな恩恵を受けてきた。アルゼナウに新たな活力をもたらし、フランソワ-クサビエ・ドゥメゾンなどの重要な人材を引き入れ、オィット・タナックの復帰も促した。またシーン・キムには、過去2年間にわたる有能なリーダーシップに感謝するとともに、この強固な基盤の上に、今後さらなる成功を収めることを楽しみにしている」



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