英国autosport.comが伝えたところによると、今週末に開催されるIRC最終戦スコットランドで現在開発中のフォード・フィエスタS2000が走行するようだ。
ホモロゲーションを取得していないため競技車としてではなく、おそらくゼロカーとしての登場となる。マシンをハンドリングするMスポーツとしては、来シーズンの市場に向けて世界的にPRしていきたい考えだ。ドライバーを務めるのはマシュー・ウィルソン。
また、ラリースコットランドのエントリーリストが発表され、IRCチャンピオンを決めたクリス・ミーク(プジョー)、シュコダ・ファビアで出場するガイ・ウィルクス、英国選手権王者のキース・クローニン(アバルト)、アリスター・マクレーもプロトンで出場することが決まっている。
さらにアリスターとコリンの父、ジミー・マクレーは1988年に優勝したフォード・シエラRSコスワースを自ら駆ってオフィシャルカーを務めるほか、スコットランド出身のサー・ジャッキー・スチュワートも訪れるという。
しかしすでにドライバーもマニュファクチャラーもチャンピオンが決定しているため、シュコダやプジョー勢はこのイベントをスキップ。英国オールスターと言っていい顔ぶれでのイベントとなりそうだ。