●SS16 Rheola 2(22.51km)
2009年WRC、最終戦のラストステージを飾るのはSS14のリピート、Rheola 2(22.51km)。
1ループ目のステージ順位は以下のとおり。
1/M.ヒルボネン(12’34″3)
2/P.ソルベルグ(+2″1)
3/J-M.ラトバラ(+7″3)
4/D.ソルド(+9″5)
5/S.ローブ(+11″2)
6/S.オジエ(+20″3)
SS15でのトラブルによって、このステージ前にはヒルボネンとローブの差が1分25秒7にまで開いてしまった。ターボトラブルを抱えているローブにとっては胸をなで下ろす展開となった。
そして、無理なアタックする必要がなくなったローブは、リスクを避けた走りでみごと前人未到のドライバーズタイトル6連覇を決定!
「ミッコはとても手強かったけど、大きなプレッシャーのもと勝つことができてとてもうれしいね。スタッフみんなに感謝しているよ!」と最終ステージフィニッシュ直後のローブ。
続いてヒルボネンもフィニッシュ。先ほどのトラブルで0.9秒差まで迫られていた3番手のソルドを振り切って2位を確定した。これで3位はヒルボネンの1秒差でソルド。シトロエン・ジュニアからエントリーしたP.ソルベルグが4位を獲得している。
PWRCではエイビンド・ブリニルドセンがシュコダ・ファビアに乗り換えてPWRCでの初勝利をもぎとった。2位にはJWRCチャンピオンのマルティン・プロコップ。3番手を走行していた新井敏弘も無事にフィニッシュし、アルゼンチン、ギリシャに続いて今シーズン3度目の3位を獲得した。
●SS16 Rheola 2(22.51km)終了後の暫定総合順位
WRCトップ8()内はトップとの差
1/S.ローブ(3:16’25″4)
2/M.ヒルボネン(+1’06″1)
3/D.ソルド(+1’07″1)
4/P.ソルベルグ(+1’28″1)
5/H.ソルベルグ(+6’28″0)
6/M.ウィルソン(+7’46″0)
7/J-M.ラトバラ(+12’11″9)
8/C.ロウテンバッハ(+14’27″8)
PWRCトップ8()内はPWRCトップとの差
1/E.ブリニルドセン(3:38’48″1)
2/M.プロコップ(+2’08″9)
3/新井敏弘(+3’47″9)
4/M.セメラド(+4’52″2)
5/B.スーザ(+5’16″9)
6/M.タッパー(+6’22″3)
7/P.フローディン(+15’27″4)
8/P.サンデル(+16’15″3)
この後ラリーはカーディフへと戻り、最後のサービスを受けてフィニッシュ。
セレモニアルフィニッシュは現地時間14時35分(日本時間23時35分)からの予定。