FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)第6戦
「ラリー・インドネシア」
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■開催月日:2009年10月3日〜4日
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◇コディ・クロッカーが史上初のAPRC 4連覇達成!
FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)第6戦「ラリー・インドネシア」が10月3-4日に開催され、オーストラリアのコディ・クロッカー/ベン・アトキンソン組が優勝し、APRC史上初の4連覇を確定させた。クロッカーはこの日の勝利により、恩師である故ポッサム・ボーンやスウェーデンのケネス・エリクソンなど、APRC 3冠の記録を持つ偉大なドライバーの記録を塗り替えた。
モーターイメージ・ラリーチーム(MIRT)のチームメイト、エマ・ギルモアもこの日3位に入り、チームに貢献した。
このインドネシアのスタートを前に、クロッカーが選手権争いのライバルである田口勝彦に対しタイトルを確定させるための条件は、あと5ポイントを獲得するのみ。この状況の中、デイ1に設定された8SS中7SSでステージウィンを獲得し、田口に対し1分の差をつけたクロッカーだったが、デイ2もペースを落とすことなくタイトル争いに最後まで全力を尽くした。
最終ステージを走り終えたクロッカーは「APRC 4連覇を達成できたなんて、信じられない気分だ。すべて、ベン(・アトキンソン)やチームの努力の賜だし、1年間とてもやりがいがあった。これ以上ないほど幸せだ」と語った。さらに「インドネシアでタイトルを決めるには5ポイント獲得すればいいなんて簡単なことのように思えるけれど、この厳しく過酷なステージを相応のペースでドライブして集中力を維持するのは、言うほど容易いことではなかった」と付け加える。
ドライバーにもマシンにも厳しいことで知られるインドネシアのラリーを、トラブルなしで走り切ったクロッカー。「今回もモーターイメージのインプレッサは、完璧な動きをしてくれたので、ベンと僕はポイントとフィニッシュのことだけに専念することができた」と語っている。
今季APRCの最終戦、「チャイナ・ラリー」は11月14-15日、龍遊で開催の予定。
2009 FIA Asia-Pacific Rally Championship Rd.6 “Rally Indonesia”
1. コディ・クロッカー SUBARU Impreza WRX STI 3:17’7.5
2. 田口 勝彦 Mitsubishi Lancer Evolution IX + 1’29.0
3. エマ・ギルモア SUBARU Impreza WRX +10’01.9
4. スバン・アクサ Mitsubishi Lancer Evolution IX +11’35.0
5. サディキン・アクサ Mitsubishi Lancer Evolution X +21’11.5
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