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ラリーエストニア、ERC開催でもWRCワークス勢の参戦を熱望

©TOYOTA GAZOO Racing WRT

ラリーエストニアのイベント主催者を務めるウルモ・アーバが、WRCマニュファクチャラー勢に、ワークスのラリー2マシンでERC各ラウンドに参戦することを要望している。

昨年までの4年間、WRCラウンドとして開催されてきたラリーエストニアは、今季はERCラウンドとして開催される。今季はラリーラトビアがWRC初開催としてカレンダーに昇格しているが、2025年はラトビアに代わって再びエストニアがWRCラウンドとなることが予想されている。

ヒョンデのワークスドライバーとして活躍するエストニア出身のオィット・タナックや、エストニア国内選手権でスキルを積んだWRC2連覇王者のカッレ・ロバンペラが、7月5日〜7日に開催されるERCグラベルラリーのエストニアに参戦する可能性はあるかという問いに、アーバは「話し合いをしていないので、どうなるかな。WRCのスケジュールが過密で、ポーランド、エストニア、ラトビア、フィンランドが数週間ずつしか間隔がないので、簡単ではない。カッレに関しては、トヨタが今季からラリー2マシンを投入しているし、イベントのパートナーでもあるので、好素材が揃っている。カッレ自身とは話をしていないが、こうしたことは長期的に考えなくてはならない案件。でも、WRC経験のあるドライバーがERCに参戦してくれたり、各マニュファクチャラーがラリー2マシンで出てくれたら、こんなに素晴らしいことはない。まだ夢のような話だが、期待を持っていれば実現できるかもしれない」
(Graham Lister)



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