WRCポルトガルでWRC2部門にエントリーしているペペ・ロペスが、マシンをフォード・フィエスタ・ラリー2にスイッチ。ロペスは5月30日に開幕するWRCサルディニアもこのマシンでエントリーすることになり、Mスポーツ・フォードは、WRC2優勝に期待を寄せている。
今季のWRC2でロペスは、シュコダ・ファビア・ラリー2 Evoで参戦したモンテカルロで2位、クロアチアで3位に入っているほか、ERCでも過去に1勝を挙げている。
フィエスタ・ラリー2は昨年、アドリアン・フルモーからのフィードバックを受けて、大幅な改良が施されているが、現状、WRC2にこのマシンで参戦しているのは、モータースポーツ・アイルランドラリーアカデミーの支援を受けるまだ経験の少ない若手のウィリアム・クレイトンだけとなっており、28歳のロペスがフィエスタをドライブすることは、Mスポーツ・フォードにとっても大歓迎といったところ。
ロペスはスペインのASNであるRFEDAの支援を受けており、マシンのプリペアはパスト・レーシングが担当する。
(Graham Lister)