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WRCポルトガル:総合3番手の勝田貴元「収穫が多い一日だった」

©TOYOTA

WRC第5戦ポルトガルの競技2日目、一時はラリーリーダーの座に立ち、現在はチームメイトのカッレ・ロバンペラ、セバスチャン・オジエに次ぐ3番手につける勝田貴元。競技2日目のコメントをお届けする。

<SS5終了後のタイヤフィッティングゾーンにて> 総合首位
──午前中を終えてみて、感触はどうですか?
最初からプッシュしていこうと思っていたので、そのとおりしっかり走れて、タイムも良かったんですが、もっと改善できた部分があったというか、プッシュしすぎてミスしてしまった部分もたくさんありました。もっとクレバーにタイムを出せたと思いますし、自分でロスしているタイムが結構多かったので、それを午後は改善していけるようにしたいと思っています。

──最も改善できる部分は具体的にどういったところなのでしょうか。
コーナーをワイドにいってしまったり、ラインを外してしまってリズムが狂ったり、何秒もそこでロスしてしまっている部分が結構あったので、そういうのがなければ、もっと楽にリードを築くことができたのだと思います。午後はそれを踏まえてプッシュができるように頑張りたいと思っています。

──午後に向けてどうでしょうか。
午後がとにかく重要になるので、明日からの戦いも含めて午後、何かやってしまうと勝負できないところになってしまうので、良いポジションで戻ってこれるように、プッシュしながら頑張りたいと思います。

<SS9終了後のメディアゾーンにて> 総合3番手
──今日の午後の感触を教えてください。
SSトップタイムを獲ることはできませんでしたが、2番手、3番手タイムは安定して出せていました。何回かミスがあり、それでコンマ何秒かを失っていたので、そういったところが僅差になってくるともったいなかったなと。手応えはもちろん感じていますが、そのなかでも改善できたという部分はたくさんあったので、収穫が多い一日だったとは思います。

──午前中の課題は解決できましたか?
ミスは減らせましたが、ハードタイヤのいいところをうまく使えていない部分があったり。クルマも悪くはなかったんですけど、思うようにタイムが伸びなかったこともあり、そういった部分をさらに改善していきたいと思っています

──明日に向けてはいかがでしょう?。
明日は今日のステージとはまったくコンディションが違うステージです。クルマのセットアップもそうですし、自分自身のドライビングもアジャストしないといけないと思うので、違ったタイプのステージをどのようなペースで走れるか、明日になってみないと分からないので、明日の朝、自分のペースを見てプッシュしていきます。

──短いSSが2本と長いSSがありますが、得意なのはどちらですか?
今日のフィーリングとはまったく違うと思うので、ちょっと走ってみないと分かりません。明日は明日で、今日のことはいったん置いておいて、フレッシュな気持ちでプッシュできるように頑張ります。
(Keiko Ito)



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