WRCポルトガル:アドリアン・フルモー「砂利掃除は大変だったが経験を積めてよかった」土曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCポルトガル:アドリアン・フルモー「砂利掃除は大変だったが経験を積めてよかった」土曜日コメント集

©M-SPORT

WRCラリーポルトガル(グラベル)、土曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。金曜日が総合7番手となり、この日は走行順3番手でスタートしたMスポーツ・フォードのアドリアン・フルモー。難しい役割を強いられた状況も、経験のひとつとポジティブに捉えた。
*カッコ内は順位の前日比

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■セバスチャン・オジエ/総合首位(↑)

TOYOTA

「いい一日だった。トリッキーな日だった。午前はこんなにたくさんのことが起こるとは思ってもいなかったが、残念ながらチームの2台がいなくなってしまった。でも、自分の一貫性には満足しているし、重要な局面では差をつけるためにプッシュすることができた。午後はすごく過酷だった。最初の2本はあまり思い切れなかったが、アマランテはプッシュする計画を立て、幸いそれがうまくいってまた差を少し広げることができた。明日は、仕事を完遂させなくてはならない。このギャップでは、リラックスできないよ。まだ距離がたくさん残っているし、新しいセクションもあるからね」

■エルフィン・エバンス/総合6番手(↑)

TOYOTA

「この走行順では、難しくなってしまう。ペースだけで順位を上げるのはトリッキーだったので、主に学びながらマシンのフィーリングを高めることを目指して、セッティングでいろいろなことを試したりして日曜日に備えた。改善できたこともあったし、それほどでもないこともあった。バランスにはまだ苦戦している。明日は、少なくとも自分たちの走行順は少しよくなるので、チャンスもあるしベストを尽くさなくてはならない」

■勝田貴元/SS12でデイリタイア

TOYOTA

「今日のステージは、予想していた通り少しサンディでした。それでもマシンの動きはよく、とてもドライブしやすかったです。最初の2本ではペースを上げようとしていましたが、リズムはあまりよくありませんでした。そして3本目は最初からプッシュして、とてもいいフィーリングを感じ、すべてがコントロールできていたような感じでした。でも、1カ所でわずかにラインを外して少しワイドになり、アウト側のバンクにヒットしてしまいました。ペースをつかんでいい感じでしたし、もっとプッシュできる余裕もあったので、今は本当に残念です。受け入れるのは辛いですがこれもラリーなので、とにかく何が間違っていたのかを理解して、前に進まなくてはなりません。まだ明日がありますので、プッシュを続けます」

■カッレ・ロバンペラ/SS11でデイリタイア

TOYOTA

「午前中は順調に滑り出した。今日のマシンセッティングでは間違いなくフィーリングがよくなり、最初のステージでいいタイムを出せた。でも、2本目ではかなりストレートなところでブレーキングポイントを見失い、コースオフしてしまった。その前のコーナーでペースノートが少し混乱したので、そのことを考えているうちにポイントを逃してしまったのかもしれない。でも、結局は自分のミスだし、本当に残念。特に、強い戦いができていたし、いい一日にできただろうと思うからね。明日は、チームのために自分たちのベストを尽くす」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■オィット・タナック/総合2番手(↑)

HYUNDAI

「まとめれば、手堅い一日だった。午後はマシンの動きがかなりよくなり、轍でもそれほど悪くなかったが、ロングステージではイマイチでスムーズに行くのが大変だったので、思うような走りにできなかった。それ以外では、かなりいい一日だった。明日は新しいステージがあることでちょっとトリッキーになりそう。ナローで低速なので、ポルトガルとしては珍しいキャラクターだ。明日は違う戦いが始まるが、それでも超接戦になる。できる限り多くのポイントを獲らなくてはならないので、コンディションや走行順が自分たちにどれだけ有利になるか、楽しみにしているよ」

■ティエリー・ヌービル/総合3番手(↑)

HYUNDAI

「3番手で今日を終えられてハッピー。昨日の段階で、今日はこの順位になると言われても信じられなかっただろうね。今日はチャレンジングでもあり長くもあり、自分たちにはベストの一日ではなかったが、それでもこれだけ多くのポイントを持ち帰ることができてうれしいよ。明日は、ゲームのトップに立たなくてはならない。4本のステージすべてをプッシュして、どうなるかを待つ。走行順がいいというアドバンテージがあるし、さらにポイントを獲ることができるが、厳しい戦いであることも承知しているので、最大限の結果を残すために必死に攻める」

■ダニ・ソルド/総合4番手(↑)

HYUNDAI

「今日は浮き沈みがあった。自信を感じられたステージもあったが、それ以外はそうでもなかった。午前の最初の数本は素晴らしい内容になったので、高ポイントを持ち帰るチャンスは明らかにあった。一日を終えて4番手につけたので、そこに押し上げてくれたチームに心から感謝したい。確実にチームにできる限りのポイントを獲って貢献することが、自分の土曜日にとって重要なことだった。明日のプランについては、チームと一緒に取り組む。新しいポイントシステムを最大限に活かしたいが、全体としてはいい最終日にできる自信を感じている」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■アドリアン・フルモー/総合5番手(↑)
「この雰囲気の中、大観衆とともにスーパーSSでこのように一日が終わるのはすごくいいね。今日、砂利掃除をするのは大変だったが、経験を積めたのはよかった。とてもポジティブだ」

■グレゴワール・ミュンステール/総合14番手(↓)

M-SPORT

「今日の最後から2本目でトラブルを抱えたが、少なくとも一日を走り切ったので、明日はここから上を目指せる。スーパーSSの雰囲気は最高。ロウサダは走ったことがなかったので、素晴らしいよ」



RALLY PLUS