2024年WRC第6戦ラリーイタリア・サルディニア(グラベル)で、トヨタはセバスチャン・オジエが首位で迎えた最終パワーステージの終盤でまさかのパンクを喫し、わずか0.2秒で勝利を逃した。TOYOTA GAZOO Racing WRTの豊田章男会長は、ラリーという競技では起こり得ることとし、2019年に同じ立場に見舞われ、今回は勝利を獲得したヒョンデのオィット・タナックを祝福した。
(以下、発表リリース)
豊田 章男 (TGR-WRT会長)
サルディニアの道は本当に厳しく、いつも我々のチームとクルマを鍛えてくれます。TOYOTA GAZOO Racingがサルディニアで勝てたのは一度だけ。2021年にセブが勝ってくれた時だけでした。そんな厳しい道で、セブとヴァンサンが最後まで頑張ってくれましたが、最後の最後、パワーステージで本当に悔しい結果となりました。0.2秒差は本当に悔しいですが、これもラリーです。
我々の合言葉は「負け嫌い」。この悔しさを力に変えて、次の勝利を目指していきましょう!
追伸: オィットへ
私も現地で見ていた2019年のサルディニア。
あのときのパワーステージの悔しさを晴らせましたね。おめでとう!