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WRCポーランド:初日のスーパーSSを終えてヒョンデのオィット・タナックがトップ、勝田貴元は1.6秒差の4番手につける

©Red Bull

2024年シーズンWRC第7戦ラリーポーランド(グラベル)は、6月27日(木)にオープニングのSS1が行われ、ヒョンデのオィット・タナックが1分42秒5のベストタイムをマークし、首位に立った。1.0秒差の2番手にはティエリー・ヌービル(ヒョンデ)、1.3秒差の3番手にはエルフィン・エバンス、1.6秒差の4番手に勝田貴元とトヨタのふたりが続いた。

TOYOTA


クルーは27日木曜日午前中にシェイクダウンを行い、17時からラリーの拠点となるミコワイキの中心部で華やかなセレモニアルスタートを実施。その後、サービスパークに隣接された2.50kmの「SS1 Mikolajki Arena 1」を走行した。

前戦サルディニアで勝利し、良い流れを持って久々の開催となったポーランドに挑んだタナックは、チームメイトのヌービルを従えて幸先の良いベストタイム。

「このステージや路面を楽しむことができたよ。でも、やっぱり簡単じゃない。ポーランドではすべてが完璧であることが求められる。あらゆることに自信を持って挑む必要があるんだ。明日から本格的なステージが始まることで、どんなフィーリングになるかだね」と、コメントした。

TOYOTA


タナックから1.0秒差の2番手タイムはチームメイトのヌービル。ポイントリーダーとして、金曜日のステージは先頭スタートを強いられることになる。「このラリーで先頭スタートは、簡単にいかないことは分かっている。厳しい状況になるだろう。でも、受け入れなければならないチャレンジだし、明日を楽しみにしているよ」と、前向きに語った。

勝田の後方は5番手にアンドレアス・ミケルセン(ヒョンデ)、6番手にアドリアン・フルモー(Mスポーツ・フォード)、7番手にはセバスチャン・オジエの代役として急遽参戦が決まったカッレ・ロバンペラ(トヨタ)が続いている。

競技2日目はSS2〜SS8の7SS、SS走行距離は113.50km。オープニングのSS2は、日本時間6月28日の15時45分にスタートする。

M-SPORT


WRCポーランド SS1後暫定結果
1. O.タナック(ヒョンデi20Nラリー1) 1:42.5
2. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) +1.0
3. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.3
4. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.6
5. A.ミケルセン(ヒョンデi20Nラリー1) +1.8
6. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +1.9
7. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +2.1
8. G.ミュンステール(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +2.7
9. M.セスクス(フォード・プーマ・ラリー1) +3.7
10. O.ソルベルグ(シュコダ・ファビアRSラリー2) +5.7



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