©Naoki Kobayashi
全日本ラリー選手権第6戦ラリー・カムイ（7月5日〜7日、グラベル）が、エントリーリストを公開した。JN-1クラスの2023年チャンピオン、ヘイキ・コバライネンが名を連ねている。
コバライネンは昨年の全日本ラリー選手権でJN-1クラス連覇を果たしたが、今シーズンの開幕を前に、上行大動脈瘤の開胸手術を行うため競技を休止することを発表していた。ラリーチーム・アイセロは今季からトヨタGRヤリス・ラリー2を投入していたが、コバライネンの治療に伴い、第5戦までは田口勝彦をドライバーに迎え、北川紗衣とともに参戦を続けていた。
コバライネンは、1週間ほど前に自身のSNSに子どもの1歳の誕生日を祝うコメントとともに、体調についても報告。
「開胸手術後の経過観察でも良い知らせがあり、大動脈も（開胸手術のために切った）胸の骨も計画どおりに回復しているので、少しずつ通常の活動を再開できるようになった。医師や看護師たちからのケアにとても感謝しているし、治療に対して体が良い反応を示してくれてうれしい」と伝えている。
ラリー・カムイには、オープンクラスや併催のXCR北海道のエントリーを含め、計78台がエントリーしている。
