WRCポーランド:カッレ・ロバンペラ「もうヘトヘト」日曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCポーランド:カッレ・ロバンペラ「もうヘトヘト」日曜日コメント集

©TOYOTA

WRCラリーポーランド(グラベル)、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。レッキ中の交通事故により欠場となったセバスチャン・オジエの代役として、火曜日に参戦が決まったトヨタのカッレ・ロバンペラ。事前準備なし、強行スケジュールで初参戦のラリーでも安定の速さを披露し、見事総合優勝という最高の形で役目を果たし上げた。

*カッコ内は順位の前日比
*獲得ポイントは 木〜土+日曜日+パワーステージ=合計の順に明記

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■カッレ・ロバンペラ/総合優勝(=)
日曜日単独順位:2位
パワーステージ順位:3位
獲得ポイント:18+6+3=27
「信じられないような一週間だったし、タフだった。一生懸命がんばったし、いまは、ヘトヘトだよ! 準備の時間が限られていたから、今回のような常にプッシュが必要な高速ラリーはラクではなかった。できる限りを尽くしたと思うし、厳しいスケジュールの中で必死に作業を続け、ステージでは計画どおりに進め続けて、結果的にそれがすべて報われた。日曜日も距離がたくさん残っていたから重要な一日だったし、テクニカルなステージだった。前日のペースをキープすることに努め、優勝を持ち帰るのに十分な安全をキープしつつ、よりポイントを獲ることを目指した。火曜日にチームから連絡を受けた時から目指していた、フィニッシュしてチームに大量ポイントを持ち帰ることができたので、ここに来てよかったと思うよ!」

■エルフィン・エバンス/総合2位(=)
日曜日単独順位:4位
獲得ポイント:13+4+0=17

TOYOTA

「いい総合順位でラリーを終えられた。日曜日のポイントも重要度が上がっているので、今日はできる限りのことに挑んだ。すべてOKだったが、残念ながらパワーステージではパンクに見舞われてしまった。ラインに石があり、どうすることもできなかった。ロスしたのは数秒だったが、今のポイントシステムでは、このような小さなミスの痛手が大きいので、このような形でラリーを終えることになったのは残念。この週末、自分たちの速さは悪くなかった。金曜日は走行順がよかったし、土曜日もタイヤの件が発生するまでは順調だった。マシンのフィーリングは、間違いなくそれまでのラリーよりも格段によくなっていた。この流れで前進を続けて、今回学んだことを活かして、ラトビアでいい仕事をしたい」

■勝田貴元/総合8位(=)
日曜日単独順位:6位
パワーステージ順位:5位
獲得ポイント:3+2+1=6

TOYOTA

「素晴らしいリザルトを収めたカッレ、ヨンネ、そしてチームのみんなを祝福します。自分にとっては困難なラリーになりました。金曜日の午前にかなり苦戦し、そのことで土曜日と日曜日の出走順が不利になるという痛手となってしまいました。最終日にできることは限られており、チームのために望んでいたような良い結果を出すのは難しい状況でした。でも同時に、このようなコンディションでどうすれば上手く走れるかということについて、多くを学ぶことができました。いいフィーリングを感じられたセクションもあるので、それを次のラトビアで活かさなくてはなりませんし、今回、あまり良くなかった点を改善して、さらにいい走りができるようにしたいです」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■ティエリー・ヌービル/総合4位(↑)
日曜日単独順位:5位
パワーステージ順位:1位
獲得ポイント:6+3+5=14

HYUNDAI

「ミッションは達成した。このイベントは、自分たちには難しくなることは承知していたが、モチベーションを高く持ち続けた。金曜日は先頭走行だったので、気持ちよく走れる以上にプッシュする理由はなかったし、土曜日も素晴らしいコンディションではなかった。セットアップの作業をするチャンスはほとんどなかったので、とにかく自分の直感に従って、パワーステージに向けてハードにプッシュするしかなかった。負えるだけのリスクと攻めなくてはならない速さのバランスを取っていたが、最終的にまずまずのポイントを獲得できたので、それが今後にどうつながるか、楽しみにしている」

■アンドレアス・ミケルセン/総合6位(↓)
日曜日単独順位:13位
獲得ポイント:15+0+0=15

HYUNDAI

「この週末は、ポジティブなことがたくさん得られた。タイヤのリム落ちがなければ、カッレにプレッシャーをかけ続けて、ポディウムを争えたと思う。このラリーでは、コーナーで速さを保ち続けるために戦略的にバンクを活用していたので、少し不運もあったと感じている。でも、そんなこともあるよ。そこからフィニッシュまでは、マシンを持ち帰ってチームにポイントをもたらすことだけに費やした」

■オィット・タナック/総合39位(↑)
日曜日単独順位:1位
パワーステージ順位:2位
獲得ポイント:0+7+4=11

HYUNDAI

「今日はできる限りを尽くしたが、もちろんあんなに早い段階で戦線を離脱しなくてはならなかったことには、深くガッカリしている。間違いなく戦えるペースがあったし、マシンのフィーリングもよかったので、間違いなく土台はできている。もちろん、この2日間の自分たちの走行順で、いい形でラリーをまとめるのが難しくなってしまった。ここからラトビアまでの間に状況を改善させて、いいラリーにしたい」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■アドリアン・フルモー/総合3位(↑)
日曜日単独順位:3位
パワーステージ順位:4位
獲得ポイント:10+5+2=17

M-SPORT

「初めてのポーランドでの参戦は、文句なしに楽しめたよ! ここのステージはまさに素晴らしい。信じられないほど高速なので、自分たちが見せたペースには心から満足していいと思う。高速グラベル3連戦の初戦でポディウムに上がれたことは、とても励みになるので、ラトビアとフィンランドも楽しみにしている。今年はここまででもう3回、3位に入っているので、これからの目標はトップ2に到達することだ」

■マルティン・セスクス/総合5位(=)
日曜日単独順位:7位
獲得ポイント:8+1+0=9

M-SPORT

「信じられない週末だった。初めてだらけだったけれど、どれも特別で、この機会を与えてくれたMスポーツ、WRCプロモーター、ラリーラトビア、そして自分のパートナーのみなさんに心から感謝している。5位でフィニッシュできるなんて、まったく予想していなかった。でも、この実戦トレーニングの1秒1秒を楽しめた」

■グレゴワール・ミュンステール/総合7番手(=)
日曜日単独順位:8位
獲得ポイント:4+0+0=4

M-SPORT

「自分たちのペースにはかなり満足しているし、SS4では自己ベストのセカンドベストタイムをマークできた。ベストタイムとの差も小さくなってきたので、前進だ。今回は、ラリーラトビアに活かせることをたくさん学んだので、自分たちのスタート順を活かして、いいリザルトを収めたい。また、自分より経験が多く今回のようなラリーでいつもいいパフォーマンスをしている勝田貴元よりも、上位をキープできた、パワーステージでは、ポイント圏内まで2秒ほど足りなかったが、全体としてはこの週末についてはハッピー」



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