ラリーオーストラリア、エントリーリスト確定 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ラリーオーストラリア、エントリーリスト確定

 

 9月4〜6日にかけて開催されるラリーオーストラリアのエントリーリストが明らかになった。出場台数は45台。

 トップクラスの顔ぶれを見ていこう。ワークスの4台は変わらず、ストバートはマシュー・ウィルソンとヘニング・ソルベルグ。シトロエン・ジュニアはコンラッド・ロウテンバッハとセバスチャン・オジエのふたり。ミュンヒスからはフェデリコ・ビラグラ、BPフォードの3台目としてカリド・アル‐カシミがエントリーしている。
 わずか3点差でチャンピオンシップ争いをしているセバスチャン・ローブ(65点)とミッコ・ヒルボネン(68点)は、シーズンの残り1戦1戦が天王山といっていいもの。開催地を移し、まったく新しいラリーとして生まれ変わったオーストラリアのステージで、ふたりがどのようなバトルを見せてくれるのか非常に楽しみだ。

 PWRCではアルミンド・アラウジョ(三菱ランサーエボリューションIX)、新井敏弘(スバル・インプレッサWRX STI)、ベルナルド・スーザ(アバルト・グランデプントS2000)、JWRCチャンピオンのマルティン・プロコップ(ランサーエボIX)らがエントリー。
 そして地元オーストラリアからワイルドカードでPWRCに出場するのは、4度のオーストラリア国内選手権チャンピオンのニール・ベイツと、今シーズンAPRCチャンピオン候補のコディ・クロッカー。
 いずれ劣らぬ実力者だけに、PWRCチャンピオン獲得の可能性が残っている新井敏弘にとっては、ここに来てイヤな伏兵が登場したというところだろうか。

 トヨタ・カローラS2000を駆っての参戦を果たすベイツはトヨタ・オーストラリアの支援を受けての参戦。昨年はぶっち切りで選手権を獲得しているだけに侮れないドライバーといえるだろう。
 豪トヨタは今年からラリー活動を停止しており、ベイツは豪トヨタからマシンを借用するかたちで今シーズンの選手権を戦っていた。ちなみに、ベイツが使用するカローラS2000は今回がWRC初お目見えとなる。今回のラリーのために豪トヨタがFIAホモロゲーションを改めて申請したとのことだ。
 一方、今シーズンのAPRCで4連勝を挙げているモーターイメージ・レーシングのコディ・クロッカーはインプレッサWRX STIグループN仕様での参戦となる。

 なお、このオーストラリアでピレリ・スタードライバー アジア・パシフィック地区の最終選考会に参加する予定だった川名賢は、諸般の事情から参戦を取りやめたと自身のブログで明らかにしている。



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