シトロエン・ジュニアチームのエフゲニー・ノビコフは、コ・ドライバーをデイル・モスカットからステファン・プレボにスイッチすることを発表した。これまでコンビを組んできたモスカットはかつてAPRCでコディ・クロッカーとコンビを組んでおり、ラリージャパンへの参戦経験もあったコ・ドライバー。
ノビコフは今シーズン参戦予定のWRCイベント、カタルーニャと最終戦GBでもプレボとコンビを組む予定。プレボは長年ブルーノ・ティリーのコ・ドライバーを務め、その後フランソワ・デュバル、ステファン・サラザン、クリス・アトキンソンら若手とコンビを組んだ敏腕コ・ドライバーだ。
このコンビの初ラリーとなるのは8月22〜23日にチェコのズリンで開催されるIRC第8戦バルムラリー。プライベートエントリーのノビコフはシュコダ・ファビアS2000で出場予定だ。
このラリーにはユホ・ハンニネン(シュコダ)、ジャンドメニコ・バッソ(アバルト)、フレディ・ロイクス(プジョー)らIRCレギュラー勢に加え、『地元若手推薦枠』とも言うべきBFグッドリッチ・ドライバーチームからJWRC新王者のマルティン・プロコップ(プジョー)が、そしてアンドレアス・ミケルセンがオペル・コルサS2000で出走するなど錚々たるメンツが一堂に会する。
前途が期待される19歳のノビコフをどうナビゲートするか、ベテランの手腕の見せどころだ。