マルティンス・セスクス、WRCチリにラリー1マシンでの参戦が決定 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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マルティンス・セスクス、WRCチリにラリー1マシンでの参戦が決定

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Mスポーツは、マルティンス・セスクスが、9月26日〜29日に開催されるWRC第11戦ラリーチリ(グラベル)に、フォード・プーマ・ラリー1で参戦することを発表した。セスクスがトップカテゴリーのマシンでWRCイベントに参戦するのは、ポーランドと自身の母国ラトビアに続いて3回目。チリでは、ラリー1デビューとなったポーランドの時と同様に、ハイブリッドなしのラリー1マシンをドライブする。

セスクスは、ポーランドではハイブリッドのパワーなしでの走行かつ初めてのトップカテゴリーでの参戦にもかかわらず、セカンドベストタイムをはじめ、トップ5タイムを連発。総合5位でのフィニッシュを飾った。ハイブリッド搭載の通常のラリー1マシンで母国初開催の参戦となったWRCラトビアでは、 初めてのステージウインをマークして母国ファンを多いに沸かせると、週末を通してポディウム争いにも絡む活躍を見せた。この好走が、当初の予定になかったWRCチリでの参戦機会につながった。

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チーム代表のリチャード・ミルナーは「マルティンスは、我々のチームから参戦した2回のラリーで強い印象を残してくれたので、チリで再び彼をチームに迎えられることをうれしく思う」とコメント。
「チリは、これまでの2戦とはまったく違い、間違いなくチャレンジングになる。このトリッキーなラリーに経験なしで臨むのは簡単なことではないが、 彼の多才ぶりをアピールし、将来の才能をさらに確立するためには絶好の機会だ。この経験が、レギュラーでラリー1マシンで参戦するという彼の野心を後押しすることを期待している」

Mスポーツのマネージングディレクター、マルコム・ウィルソンも「また、マルティンスと一緒に仕事ができるのは、素晴らしいこと。ポーランド、ラトビアでの彼のパフォーマンスは多くの人々にとって印象に残るものとなり、Mスポーツとしてもラリー1マシンでの彼のスキルを培う機会を提供できたことを非常に誇らしく思う」と語る。
「我々は長年、成長著しい若手ドライバーをサポートしてきた。マルティンスは、次世代のトップドライバーのひとりになれる資質を示したと思う」

3回目のラリー1マシンでの参戦が決まったセスクスは「前戦からわずか2カ月で、再びラリー1マシンでの参戦機会をいただき、非常にうれしく思う」と喜びを語る。
「ここまでの2戦は信じられないような冒険だったし、ドライビングの経験はどんどん良くなっている。ラリー1でチリに参戦することは、とにかくアメージング。サポートと協力をしてくれるMスポーツとWRCプロモーターに、心から感謝したい」

「もちろん、このようなラリーでハイブリッドではないラリー1マシンに乗り、これまでよりも速度が落ちるグラベルと高地からスタートするのは、マシンにも人間にとっても、かなりのチャレンジになるだろう。過酷だが、自分たちはチャレンジすることが大好きだ。ハイブリッドなしのマシンで、出たことのないラリーを走るのだから、今回も立場は弱いかもしれない。でも、自分たちは挑む準備ができているし、自分たちにベストのパフォーマンスを出させようとみんながモチベーションを高めてくれている。Mスポーツとの、新たな素晴らしい冒険となるのだから、楽しみにしている」



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