現在開催中のラリー・フィンランドデイ1。SS3終了時点で2番手を走行していたペター・ソルベルグ(シトロエン・クサラWRC)はSS4でリタイアとなってしまった。一方、フィアット・グランデプントS2000で参戦中のF1フェラーリのキミ・ライコネンはSS5を総合19番手で終えている。
ステージ中にパンクをしてコースアウト、ディッチ(溝)にはまってしまったソルベルグは最終的にはステージを走り終えたものの、6分以上をロスして、デイ1をリタイアすることを決定した。
「すべてがうまくいっていたが、ステージフィニッシュ直前にパンクをして、コースを大回りしてディッチへと落ちてしまった。パンクした状態で道路を走らないといけないけど大丈夫だろう」とリタイア決定前には語っていた。
「ステアリングが少々曲ってしまったけど、次のステージを走るには問題はないと思う。タイヤがリムから外れてしまうとまずいけど」としたもののの、結局、デイ1の走行を取りやめた。
ライコネンは、SS5を終えた時点で総合19番手。そのうち13台が格上のWRカーであることを考えると、ハイスピードで難関なフィンランドでのデビュー戦をクラス6番手につけ順調に走っているようだ。