フォードヨーロッパはあと2シーズンはWRCに参戦を継続することを発表。ドライバーラインアップは変更なしとしているが、2011年には現在のフォーカスに変わってフィエスタを導入するとしている。
Mスポーツのマルコム・ウイルソンはフォードがWRCプログラムを継続し、2010シーズンはフォーカスで、2011年にはフィエスタS2000へスイッチすると発表した。
これ以外については変更がなく、度重なるミスから放出が懸念されていたヤリ-マティ・ラトバラとミッコ・ヒルボネンのラインアップも不変。また、スポンサーのBPとアブダビの継続も明らかになった。
ヨーロッパ・フォードのチェアマンでCEOのジョン・フレミングは「マルコムとMスポーツと話し合った結果こうして発表できることとなった。フォードの世界的なモータースポーツ活動の中心となる存在を継続するという意味でも重要な発表でもある」と語っている。
「WRCは、市販ベースの車両で行う世界で最もタフなモータースポーツで、シリーズへの参加を継続できることを非常にうれしく思う。私は、WRCそして他のモータースポーツでの成功が、フォードの従業員にとって自分が務める会社に対して誇りに思う機会になると思う。この先もフォードのマシンが表彰台の頂点に立つのを私と同じ、誇らしげな気持ちで眺めてくれるだろうと期待している」