11月21日〜24日に開催されるWRC最終戦ラリージャパン(愛知県・岐阜県、ターマック)に、トヨタGRヤリス・ラリー2でWRC2部門にエントリーしているクリス・イングラム。1990年代にWRCに参戦していたトヨタ・カローラWRCにインスパイアされたカストロールカラーのGRヤリス・ラリー2は、今年のERCのリバリー・オブ・ザ・イヤーにも選出されるなど、世界のラリーファンを魅了している。
2019年のERCチャンピオン、イングラムは現在30歳。ラリージャパンへの参戦は初めてだが、コ・ドライバーのアレックス・キフラニは2022年のラリージャパンでシーン・ジョンストンのコ・ドライバーを務め、WRC2部門6位でフィニッシュしている。
「カストロールのドライバーとして、この象徴的なカラーリングのGRヤリス・ラリー2で日本のWRCイベントに参戦する機会が与えられて最高」と語る。
「このクルマでの初めてのWRC2部門での戦いでは、最高のパフォーマンスを披露する決意だ」
カストロールのスポンサーシップチーフのドナルド・スミスは「今年の初めにカストロールMEMラリーチームを立ち上げて以来、日本のラリーファンからとても注目してもらっている。このチームで日本を訪れ、日本のラリーファンと会うことを楽しみにしている」と語っている。
(Graham Lister)