今季WRC世界ラリー選手権から外れ、新たに斬新な『国別対抗』イベントを行うコロナ・ラリー・メキシコの主催者は、最終的なエントリーリストを発表した。
この『ラリー・オブ・ネイションズ』は、国別対抗で2人ずつのドライバーが参加し、ポイントによって争うシステムを採用。ラリーのオーガナイザーは、「最も特徴的なシステムのひとつはこのポイントシステムで、個々のドライバーが獲得したポイントによって争われる。デイごとにポイントがつけられるため、タイム差は無関係だ。ポイントテーブルは翌日のスタート順を決め、表彰式は日曜日に行われる」とシステムを解説する。
今回のこのラリーに参加する“国”は、ドイツ、オーストリア、エクアドル、スペイン、フィンランド、フランス、イタリア、アメリカ、イギリス、ペルー、ウルグアイ、スウェーデン、そしてメキシコとなっている。アメリカは2チーム、メキシコは3チームが参加する。
なお、このイベントにはペター・ソルベルグがゲストで登場、シェイクダウンでデモランとファンサービスを行うという。
各チームのラインナップは以下の通りだ。
コロナ・ラリー・メキシコ『ラリー・オブ・ネイションズ』エントリーリスト
Nation | Driver | Machine |
---|---|---|
オーストリア | マンフレッド・ストール | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
アンドレアス・アイグナー | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
エクアドル | ファン-パブロ・ビロータ | プジョー206XS |
カミロ・リベラ | プジョー206XS | |
フィンランド | ハリ・ロバンペッラ | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
トニ・ガルデマイスター | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
フランス | ディディエ・オリオール | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
ブリス・ティラバッシ | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
イギリス | ナイオール・マクシア | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
フィリップ・マーロウ | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
ドイツ | ハーマン・ガスナーJr | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
マーク・ワレンウエイン | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
イタリア | マリオ・イソラ | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
ステファノ・マリーニ | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
メキシコ1 | ベニート・ゲラ | スパル・インプレッサWRX |
ロドリゴ・オルドネス | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
メキシコ2 | リカルド・トレビーノ | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
ロドリゴ・サルガド | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
メキシコ3 | フランシスコ・ナメ | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
ホセ・コルテス | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
ペルー | フンベルト・ティエロ | ルノー・クリオ |
サンドロ・ペスタナ | プジョー206XS | |
スペイン | ダニ・ソラ | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
チェビー・ポンス | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
スウェーデン | パー・ガンナー・アンダーソン | ミツビシ・ランサー・エボリューション |
パトリック・サンデル | ミツビシ・ランサー・エボリューション | |
ウルグアイ | フェリペ・グエルフィ | プジョー206XS |
ディエゴ・エローラ | プジョー206XS | |
アメリカ1 | マシュー・ジョンソン | スパル・インプレッサWRX |
ケニー・バルトラム | スパル・インプレッサWRX | |
アメリカ2 | パトリック・モロー | スパル・インプレッサSTI |
ピョートル・ウィトルチェク | スパル・インプレッサWRX |