昨年のスウェーデンでWRC初ポディウムを決めたフォルクスワーゲン・モータースポーツIIから参戦するVW第3の男、アンドレアス・ミケルセン。新型ポロR WRCでの参戦はポルトガルからの予定となっているため、スウェーデンでも旧型を駆ることになる。
しかし、ここ数年温暖だったスウェーデンも今季は十分な積雪があり、先頭スタートでの不利が予想されることから、コンディション次第ではどの順番が最も有利なのか、大きな注目ポイントとなる。
今季はWRC初勝利も期待されるミケルセンは「去年はここで初めてポディウムフィニッシュを果たしたから、ラリースウェーデンにはポジティブな要素がたくさんあるよ」とその意思を隠さない。
「最初の2日間はスタート順が3番手で、雪が多ければ上の2人が雪をかくことになるから、できればアイシーなコンディションだとありがたいね。それでなくても。トップ5フィニッシュは狙っていくよ。昨年型のポロR WRCで勝てるのかって聞かれるけど、コンディションが合えばそれも可能だって答えている。初勝利も現実的に狙えるよ」