昨年ラリージャパン参戦を果たした俳優の哀川翔が、アメリカの伝統的ヒルクライムイベント、「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」への出場を決定した。
TEAM SHOWのブログで述べられているとおり、昨年のラリージャパン出場後に語っていた欧州ラウンドへの参戦をスケジュールの都合上取り止めてのアメリカ行きとなった模様だ。
参戦車両はラリージャパンで駆ったフォード・フィエスタSTにパイクスピーク向けのチューニングを施すとのこと。
詳しいチーム体制については今後さらなる発表があると思われる。
パイクスピークは1916年から続くアメリカで2番目に伝統あるイベント。別名“レース・トゥ・ザ・クラウド”、雲へ駆け上がるレースとも呼ばれ、コロラド州パイクスピークの頂上(標高4300m)を目指して12.42マイル(19.98km)の観光道路を舞台に熾烈な争いが繰り広げられる。ロードコンディションは前半が舗装路、後半が硬くしまったダートになっており、山頂付近では天候が安定せず雪が降ることも。
全11クラスに分かれており、250ccのバイクから4輪バギー、トラッククラスまでバラエティに富んだ車種が出場する。
パイクスピークといえば忘れてはならないのが、現在のコースレコードホルダー、田嶋伸博。2007年にスズキXL7ヒルクライムスペシャルで樹立した10分01秒41の壁を破るべく、新開発の「モンスタースポーツSX4ヒルクライムスペシャル」を持ち込むこととしている。
2009年は7月15日水曜日からプラクティスが始まり、19日日曜日にレースが開催される。