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WRCジャパン:自身初のWRCタイトルを決めたヌービル「プレッシャーから解放された」

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開催中のWRCラリージャパン、最終日にドライバーズタイトルを争うヒョンデのチームメイト、オィット・タナックがリタイアしたことで、自身初のWRCドライバーズタイトル獲得が決まったティエリー・ヌービル。午前中のステージを終えてサービスに戻り、タイトル獲得の心境を語った。

──ティエリー、おめでとう。2024年のWRCチャンピオン。ここまで長かったが、ついにそれが実現した。今の気分は。
ちょっと言葉が出ないよ。サプライズの結末だったからね。ステージに向かう途中、アシスタントのフローリアンから電話を受けた。いつもは電話なんかしてこないから、何か起きたのか、気をつけないといけないことが起きたのかな、と思った。そしたら、背後でたくさんの人々が歓声を挙げているのが聞こえてきたから、いいニュースなんだと理解した。その後はサービスまで2本ステージがあったけど、プレッシャーから解放され、また楽しめるようになった。

──ここ数戦、本当に大きなプレッシャーを抱えてきた。何年も夢見てきた瞬間がやってきた。
そうだね、これから自分たちの成果がどれほどのものなのか、日に日に実感していくようになると思う。長い間、自分を支えてきてくれたすべての人には、感謝しかない。何年も何年もサポートしてくれた仲間、家族、自分たちを最大限に引き出してくれたチーム、この長い間、自分たちを信じ続けてくれたすべての人々に感謝している。

もちろん、いまはハッピーだけど、まだミッション(マニュファクチャラーズ選手権タイトル争い)が残っているので、それを完遂していく。プレッシャーはなくなったので、全開で行くよ。



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