8月15日にオーストラリア・シドニーの西約50kmのオラン・パークで開催されるチャリティイベント「RALLY FOR A CAUSE」に、元SWRTのクリス・アトキンソンを筆頭にオーストラリアを拠点に活動するラリードライバーたちが登場することが発表された。
主なドライバーはクリス・アトキンソン、かつてヒュンダイや三菱ワークスを務めたコリン・マクレーの実弟アリスター・マクレー、オーストラリア選手権でトヨタ・カローラS2000を駆るニール・ベイツ、そしてピレリスタードライバーにも登録し、今後の活躍が期待される21歳のブレンダン・リーブス。
9月にWRC開催を控えるオーストラリアのラリーファンにとってはうれしいイベントとなりそうだ。
気になるイベント内容はラリードライビングテクニックを磨くスクールと、4人のドライバーによる同乗走行など、朝から夕方まで丸1日。ひとり1000オーストラリアドルとやや高額だが、満足できる内容となることだろう。このチャリティラリーで得た収益は、ホームレスの若者や、薬物依存、あるいは虐待の犠牲となっている青少年を助けるための慈善団体「ユース・オブ・ザ・ストリート」に全額寄付されるという。
開幕戦のラリーアイルランドにシトロエン・ジュニアチームからC4 WRCで参戦して以降はミニ・クーパーのワンメイクレースに出場するなどWRCからは遠ざかっている感のあるクリス・アトキンソン。地元ラリーオーストラリアには出場できるのか?
ラリーオーストラリアのエントリーリストは、いまだ発表されていない。