今シーズン第6戦イタリア以来、勝ち星から遠ざかっているセバスチャン・ローブが心境を語った。
イタリアではペナルティから4位に転落、第7戦ギリシャでは派手なクラッシュでリタイア、先週末の第8戦ポーランドではデイリタイアを喫し7位と、ローブはここのところ勝利どころかポディウムにも上がれていない状況が続いている。
ポーランドでの7位にしても、ジュニアチームのエフゲニー・ノビコフやコンラッド・ロウテンバッハとの“連携”プレー、最終SSでのヤリ‐マティ・ラトバラのクラッシュに助けられたかたちだ。
さらにライバルのミッコ・ヒルボネンに1点差ながらポイントリーダーの座も奪われ、チャンピオンシップは4戦を残して振り出しに戻ってしまった。
「ポーランドでは僕らのライン上にあった切り株にヒットしてしまった。ペースノートにも書いていなかったから、レッキの時に見落としたんだろう。あの切り株はダニ・ソルドとセバスチャン・オジエのペースノートにも書いていなかった。ビデオでも確認できなかった。ツイてないね。
……もちろん7位なんてポジションには納得していないけど、0点に終わるよりはよほど良かったと思っているよ。今回ヒルボネンとの差を1点に抑えられたことが、のちのち効いてくるはずだからね。僕は今後のイベントに向けて、これまでになくワクワクしているんだ」
「僕らは7点のリードをもってポーランドへと乗り込んだ。今は1点差でヒルボネンの後ろにいる。まだ全然離れちゃいない。これからさ」