WRCラリージャパンのタイトルスポンサーを務めるフォーラムエイトは、WRC2を対象とした「FORUM8 WRC2 Most Stage Wins Award」、第13戦ラリージャパン(ターマック)の受賞者として、ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ組(シトロエンC3ラリー2)を選出した。
(以下、発表リリース)
FORUM8 WRC2 Most Stage Wins Award
WRC第13戦フォーラムエイト・ラリージャパン
N.グリアジン/K.アレクサンドロフ組が受賞
11月21日(木)から24日(日)に愛知県・岐阜県にまたがる地域で行われたFIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦フォーラムエイト・ラリージャパンでは、21ステージ中14箇所でステージウィナーとなり同ラリーのWRC2クラス優勝を果たしたニコライ・グリアジン(ブルガリア)/コンスタンティン・アレクサンドロフ(公認中立選手)が「FORUM8 WRC2 Most Stage Wins Award」を受賞しました。
前戦セントラルヨーロッパラリーでもWRC2クラス優勝しているグリアジン(27)は、愛車のシトロエンC3ラリー2を特別なリバリーに塗り分けてこのラリーに臨みました。初日に豊田スタジアムで行われたスーパーSSでトップタイムを記録すると、デイ2の8ステージ全てを制して2位のサミ・パヤリ(フィンランド)に1分30秒もの差をつけて独走態勢を築きます。土曜日のデイ3は無理せずに走行しながらもクラスリーダーの座を維持。最終日には再びプッシュし、ステージウインを追加しています。その結果、2位パヤリとの差を1分46秒5に拡大し、WRC2クラス優勝を確実なものにしました。
グリアジンは、「本当に素晴らしい。クルマを完璧にコントロールでき、シーズンを最高の形で締めくくることができました。関係者の皆さんに感謝します。このイベントのために特別なリバリー使用を許可してくれたシトロエン、家族、そしてもちろんチームの皆さんに感謝します。彼らのおかげでラリーを通してパーフェクトに走ることができました。ラリー1カーをドライブすることが、今でも僕の夢なので、もしチャンスが巡ってきたら、その可能性を活かしたいと思います」、と語っています。
なお、本年シーズンを通して最もステージウインを多数獲得したオリバー・ソルベルグ(スウェーデン)/エリオット・エドモンドソン(英国)が年間特別賞を受賞し、「FORUM8 WRC2 Most Stage Wins Award」表彰制度を提供する株式会社フォーラムエイトの伊藤裕二社長から代理人に特製トロフィーが贈られました。同賞は、WRCトップレベルを目指す将来有望な選手育成を目的として設立され、本年開幕戦より運用されています。
WRC第13戦フォーラムエイト・ラリージャパンのレビュー番組は、J SPORTSにて12月1日(日)午後6:00 –7:30 (J SPORTS 3)にて放送されます。J SPORTSオンデマンドでの配信は12月5日(木) 午後2:05 – 3:35 となります。