フェラーリのキミ・ライコネンが、WRCデビューを果たすことになった。7月30日にスタートする次戦ラリー・フィンランドに出場することが明らかになった。
WRCの公式サイトは、ライコネンが母国で開催されるイベントで、アバルト・グランデプントS2000をドライブし、WRCにデビューすると伝えた。今回も、WRCチャンピオン、トミ・マキネンのコ・ドライバーを務めたカイ・リンドストロームが同乗する。ライコネンは今年すでに3回ラリーに出場しているが、ラリー・フィンランドは彼にとって初のグラベルイベントとなる。
プロモーターであるISCのボス、サイモン・ロングは、次のようにコメントしている。
「WRCはヒーローたち、崇拝の対象となる人物たちに支えられていると、私は以前言ったことがある。そして今回、キミ・ライコネンというこの上もなくビッグなドライバーを迎えることになった。彼がフィンランドに参戦するというニュースは、選手権にとって素晴らしいことであり、極めてエキサイティングな出来事である」