伝統の6月開催に復帰するWRCアクロポリスがルートを拡大 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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伝統の6月開催に復帰するWRCアクロポリスがルートを拡大

©ACROPOLIS RALLY OF GODS

WRC第7戦として6月26日〜29日に開催するアクロポリスラリー(グラベル、ギリシャ)がラリーガイド1を発行。伝統の6月開催に復帰する今年は新しいステージも盛り込み、アイテナリーを拡大したルートを発表した。荒れたグラベルと酷暑という限界への挑戦が、エントラントを待ち受ける。

本拠地は例年どおりラミアとなり、今回もセレモニアルスタートとスーパーSSを首都アテネで行う。ステージは計17SS・341.43kmとなり、2021年以来最長となる。30年ぶりにテッサリア地方にもステージが設定されることで、ラリーの舞台は大きく広がる。新ステージ、スモコボは、同名の人口湖を走行する24.59kmのコース。また、2001年以来となる歴史的なステージ、スティリも盛り込まれる。

本格的に競技が始まる金曜日は、おなじみのアギ・テオドリ、ルートラキ、ティーバを走行した後、新設のスティリを走行し、エラティアオンで締めくくる。土曜日はチャレンジングなパブリアニ、カルーテス、路面変化やグリップ変化が激しいことで知られるイノホリという構成。

最終日は、テッサリア地方に新設されるスモコボとテルザンの2本を2ループ。WRCアクロポリス屈指の過酷なステージとして知られるテルザンの2回目はパワーステージに指定される。

ラリーガイド1の発行にあたり、ギリシャのジャンニス・ブルーチス スポーツ大臣代理は「国際舞台でギリシャを周知する上でアクロポリスラリーが重要な役割を果たすことを認識し、スポーツ省はイベント主催者と緊密に協力している。我々はともに、この国の豊かな文化遺産と壮観な景観を紹介するとともに、参加者と観客に忘れがたい経験を提供する完璧な運営によるラリーの成功を実現することを熱望している」とメッセージを寄せている。

2025 EKO Acropolis RallyItinerary
https://drive.google.com/file/d/1r1gL94oFDbQF-VWxnJN76cfL83sUo8ki/view



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