[更新日]:
2014年12月09日
ペター・ソルベルグのNEVER GIVE UP! 「王様と僕」
マリオ・アンドレッティ、コリン・マクレー、スターリング・モス、ニキ・ラウダ、ジョン・サーティース、リチャード・ペティ、そして僕。
とても長い間、モータースポーツ・アワードを受賞することを夢見てきた。それが昨晩、ついにかなったんだ。
このモータースポーツ界の偉人と共に自分の名前が連ねられるのは、とにかく素晴らしいし、正直、信じられないよ。シーズンの締めくくりとして、これほど完璧なことはないね。とはいっても、まだシーズンは終わっていないんだけど。今週末には、待ち遠しかったレース・オブ・チャンピオンズがあるんだからね!
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でもまずは、12月7日の夜、僕に何が起きたのかを話しておこう。
英国のオートスポーツが、ロンドンで開催される授賞式に僕を招待したんだ。モータースポーツ界の人間なら、招待を受けること自体、既に名誉なことなんだ。式の序盤は、席に座って英国や世界各国のモータースポーツの映像を見ていた。素晴らしかったよ。なによりも、ひとつ先の席にはリチャード・ペティが座っていたんだ。あの、キングが、だよ!
それからジェンソン・バトンが壇上に上がり、映像が流れた。主人公は、二つのFIA世界タイトルを獲得した人。
そして、スクリーンに、ブルーとイエローのスバルが映し出されたんだ。そう、僕のことだったんだよ。
信じられない!
2003年、フィル・ミルズと共にインプレッサで世界ラリー選手権のタイトルを獲得した映像を見るのは、感慨深い瞬間だった。そして、今年の世界ラリークロス選手権の映像も流れ始めたんだ。