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2025年WRC第3戦サファリの最終SSで横転しながらもSSを走り切り、暫定5位となっていたトヨタの勝田貴元は、サービスパークのテクニカルゾーン（TC21C）までたどり着くことができずリタイアとなった。勝田はステージフィニッシュ後にエンジンがストップし、ポディウムホールディングエリア（TC21A）のタイムコントロールに3分遅着、コ・ドライバーのアーロン・ジョンストンとともにマシンを押しながらポディウムに登壇するような状態だった。
これにより、6位につけていたMスポーツ・フォードのグレゴワール・ミュンステールが5位に浮上、後続の選手も順位が繰り上がる結果となった。ドライバーズランキング上位は、首位エバンスが88点、2番手には52点でヌービル、3番手には49点でタナック、4番手は33点のセバスチャン・オジエとなる。マニュファクチャラーズポイントはトヨタが148点、ヒョンデが122点、Mスポーツ・フォードが47点、TGR-WRT2が25点となっている。
WRCサファリ 暫定結果
1. E.エバンス（トヨタGRヤリス・ラリー1） 4:20:03.8
2. O.タナック（ヒョンデi20Nラリー1） +1:09.9
3. T.ヌービル（ヒョンデi20Nラリー1） +3:32.0
4. S.パヤリ（トヨタGRヤリス・ラリー1） +7:18.7
5. G.ミュンステール（フォード・プーマ・ラリー1） +11:35.3
6. G.グリーンスミス（シュコダ・ファビアRSラリー2） +14:11.6
7. J.ソランス（トヨタGRヤリス・ラリー2） +17:26.6
8. J.セルデリディス（フォード・プーマ・ラリー1） +28:45.5
9. F.ザルディバール（シュコダ・ファビアRSラリー2） +35:38.8
10. J.マカリアン（フォード・プーマ・ラリー1） +37:15.8
