WRCサファリ:最終SS後にリタイアの勝田貴元「チームに申し訳ない気持ちでいっぱい」日曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCサファリ:最終SS後にリタイアの勝田貴元「チームに申し訳ない気持ちでいっぱい」日曜日コメント集

©Red Bull

WRCサファリ・ラリーケニア(グラベル)、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。波乱のサファリ、最終日を迎えてスーパーサンデー首位を争っていたトヨタの勝田貴元。最終パワーステージのスタート直後で転倒と思いも寄らない展開に加え、フィニッシュ後のリエゾンで痛恨のリタイアとなった。

*カッコ内は順位の前日比
*獲得ポイントは総合順位+スーパーサンデー+パワーステージ

[トヨタ・ガズーレーシングWRT/WRT2]
トヨタGRヤリス・ラリー1

エルフィン・エバンス/総合優勝(=)
スーパーサンデー順位:4位
獲得ポイント:25+2+0

TOYOTA

「このラリーを勝てたのはアメージング。まだすべてを飲み込めていないが、サファリで勝てるのは特別なこと。チームは本当に良くやってくれて、素晴らしいマシンを与えてくれた。このラリーでのトヨタの輝かしい歴史にささやかながらも貢献できて誇らしく思う。ものすごく厳しい週末だった。これまでで最も極限のサファリだったかもしれないし、土曜日は天気のこともあってさらに難しくなった。最終日をコントロールするのは簡単ではなかった。かなり大差がついていたし、とにかくフィニッシュにたどり着かなくてはならなかったからね。サンデーポイントという誘惑もあったが、この状況ではマシンをフィニッシュに持ち帰ることが重要。この結果にはとても満足している」

サミ・パヤリ/総合4番手(↑)
スーパーサンデー順位:6位
パワーステージ順位:5位
獲得ポイント:12+0+1

TOYOTA

「フィニッシュラインを越えて、心からホッとした。今回のラリー全体で、唯一のプランだったからね。レッキから4日間のラリーを通して、かなり長い一週間だった。すごく疲れるかと思ったが、うまくやりこなせた。大きなミスもトラブルもなく、今回のイベントで目指していたとおりにできたので、心から満足できる。今年もチームがこのラリーを勝ててうれしいし、ここで経験を培ったことで次はもっと強くなれる」

勝田貴元/最終ステージ後のリエゾンでラリーリタイア
「このような形でラリーを終えることになってしまい、とても残念です。パワーステージをスタートしてすぐ、ハーフスピンを喫してイン側のバンクに当たってしまい、転倒し始めてしまいました。まったく予想外で、何が起こったのか正確には分かりません。とても難しいラリーでしたし、もちろんプッシュしなければならなかったので、こうしたことも起こり得ます。でも、チームに対しては本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

カッレ・ロバンペラ/SS17後のリエゾンでラリーリタイア

Red Bull

「難しい週末だったが、最終日もポイント獲得に向けて挑みたかった。最初のステージではすべてうまくいったが、次のステージに向かうリエゾンで電気系トラブルが表れ始めた。修復を試みたが最終的にうまくいかず、ラリーからリタイアしなくてはならなくなった。ノーポイントで終わることになり本当に残念だが、次のラリーでまた挑んでいく」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1

オィット・タナック/総合2位(=)
スーパーサンデー順位:3位
パワーステージ順位:3位
獲得ポイント:17+3+3

Hyundai

「今日のリザルトには本当にハッピー。難しく厳しい週末だったが、2台が無事に帰還してポディウムに上がったのだから、満足だ。金曜日は優勝のチャンスもあったが、その後はクリーンな走りを維持し、日曜日には高ポイントを獲得できた。この週末からは、ポジティブなことがたくさん得られた。チームには心から感謝しているし、メカニックたちのおかげで戦い続けることができた。サービスが本当に大変なラリーなので、みんなにはすごく感謝している。マシンは限界いっぱいまで攻めたが、チームがヒョンデi20Nラリー1の信頼性を改良してくれた。金曜日から、とてもいい方向に動き出した」

ティエリー・ヌービル/総合3位(=)
スーパーサンデー順位:2位
パワーステージ順位:2位
獲得ポイント:15+4+4

Hyundai

「やっと息ができるよ。今日はすごくストレスの多い一日だった。常に何かが壊れるのではと考えていた。金曜日と土曜日に必死に頑張ったことが報われたんだと思う。自分とマルティンは、ステージの間で修理するのが大仕事だったし、チームもサービスの度に大仕事を抱えた。でも、流れが悪くなりそうになっても絶対に諦めなかったことが、報われた。やっと、自分たちにふさわしいリザルトが得られた」

アドリアン・フルモー/総合16位(↑)
スーパーサンデー順位:1位
パワーステージ順位:1位
獲得ポイント:0+5+5
「木曜日から電気系のトラブルが始まって本当にタフな週末だったし、受け入れ難かった。今日のステージでのパフォーマンスは、心から誇らしく思う。高ポイントを獲れたし、厳しい内容になっていたので、ポジティブな気持ちで家に帰ることができる。スーパーサンデーポイントとパワーステージで最大ポイントを獲得するために戦える強いマシンを与えてくれたチームに感謝したい」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ラリー1

グレゴワール・ミュンステール/総合5位(↑)
スーパーサンデー順位:7位
パワーステージ順位:4位
獲得ポイント:10+0+2

Red Bull

「今回は祖父のためにいい戦いがしたかった。金曜日はあまりいい滑り出しにできず、ブレーキやエンジンのオーバーヒート、ステアリングアーム、パンク、そして日曜日にはギヤボックスと、本当にたくさんのトラブルに見舞われた。でも、絶対に諦めたくなかったし、このラリーをフィニッシュしたかった。タカがリタイアしたようなので、自分がトップ5に繰り上がることになるから、本当に長い週末になった。今シーズンは、昨年終わったような流れで始めたかったので、ケニアでトップ5フィニッシュできたことが、本当にうれしい」

ジョッシュ・マカリアン/総合10位(↑)
スーパーサンデー順位:5位
獲得ポイント:1+1+0

Red Bull

「とてもクレイジーで、シュールな週末だった。正直、フィニッシュできて本当に良かった。トラブルもあったが、辛抱してやり遂げた。サファリラリーなら、このようなコンディションになることを覚悟して来るしかない。でもそれだけでなく、人々や主催者からチームまで関係者のみんながすごい努力をしてここに来て、ヨーロッパ外のイベントで素晴らしい見せ場を作っている。本当にスペクタクルだったので、心からの賞賛を送りたい」



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