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WRCカナリア諸島:WRC3に参戦するTGR WRCチャレンジ3期生の後藤正太郎はクラス5番手、松下拓未はクラス6番手につける

©TOYOTA

WRC第4戦カナリア諸島の競技初日を終え、TGR WRCチャレンジプログラム3期生の後藤正太郎はクラス5番手、松下拓未はクラス6番手につけている。ふたりの差は2.8秒と、2日目以降も接戦となりそうだ。各メディアエリアでのコメントをお届けする。

後藤正太郎

Keiko Ito


<SS3終了後> クラス5番手
──午前中のループはどのような感じでしたか?

タイヤの使い方が難しく、すぐオーバーヒートして、どんどんグリップがなくなってきます。うまいドライバーたちから1kmあたり1秒ちょっと離れていますが、うまい人がタイヤをセーブして走っているのか、オーバーヒートした上で攻めきっているのか分からないので、この後も探りながら、ミスしないように頑張ります。

──午後の抱負は何かありますか?
SS3の最後の方で弱冠いいリズムがつかめたので、それをちょっとずつ進歩させていきたいです。

<SS6終了後> クラス5番手
──午後のループを振り返っていかがでしたか?

SS4は最初の狭いセクションで崖から落ちそうになってしまいました。ギリギリだったのですが、たまたま助かって。クルマのダメージは外見だけです。SS5はまともに走れたのですが、他のドライバーからは1kmあたり1秒以上離れていました。SS6がスタートする前、たまたまカッレのオンボードがインスタで流れてきて、ライン取りをマネしてみたらけっこう大きな進歩がありました。長いコーナーだったら最後のクリップに向けてずっと外側にいなくてはならないのかと思っていたのですが、彼は結構インベタで走っていて、それを参考にしたら驚くほどタイムが良くなりました。そのため、一日を良い形で終わることができたと思います。

──明日の抱負を教えてください。
今日のSS6で学んだことを自分のなかで定着させるため、攻めすぎず、良いリズムを維持して走りたいです。

松下拓未

Keiko Ito


<SS3終了後> クラス4番手
──午前中はどうでしたか?

SS1とSS2はいつもどおり走れました。SS3はレッキの時に交通量がとても多く、右コーナーは見通せるので簡単に作れたのですが、左コーナーは崖があって、まったく見えないので、左コーナーのペースノートがあまり良くなくて完璧に信頼することができませんでした。難しかったので、いまからビデオチェックしたいと思います。

──午後に向けてはどうでしょうか?
現在リスクは負っていませんが、トップ勢は速いので、そこに追いつくために何かをみつけなくてはならないと思っています。

<SS3終了後> クラス4番手
──午後の状況はいかがでしたか?

ちょっと走りを変えてみて、色々と試しています。そこで分かってくることもあります。でもタイヤがオーバーヒートしたりしたので、ダメな走り、良い走りということで、そういった意味では収穫がありました。

──走りを変えるとは具体的にどう変えるのでしょうか。
少しアグレッシブに行ってみようとか、ラインをしっかりアウト側から入るとか、そういう感じですね。

──土曜日はどういう一日になりますか?
今日学んだことについて、答えになるようなものを見つけることができれば、と思っています。
(Keiko Ito)



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