ヒュンダイ・モータースポーツのダニ・ソルドが、スペインでトレーニング中にマウンテンバイクから落下、肋骨を2本折る怪我を負った。ソルドから報告を受けたチームは、ソルドのスウェーデン欠場を決断、代替ドライバーにヘイデン・パッドン(写真右)を指名した。
この結果、今季4戦の参戦プログラムが発表されたばかりのテストドライバー、ケビン・アッブリング(写真左)が、パッドンの代わりにヒュンダイ・モータースポーツNからエントリーするサードカーで、急きょWRCデビューを果たすことになった。
チーム代表のミシェル・ナンダンは「まずは、ダニの一日も早い回復を願っている」
とコメント。
「来月のメキシコにダニが100%の状態で臨めるように回復を最優先させるために、スウェーデン欠場を決めた。ヘイデンがNo.8、ケビンがNo.20をドライブすることで、3台体制をキープさせる」
皮肉にも、ソルドは2012年にヤリマティ・ラトバラがスキーのアクシデントで骨折した際に、その代替を務めた過去がある。