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「DiRT 3」はWRCゲームでした!

 

「DiRT 3」はWRCゲームでした!

先日発売されたPS3/Xbox360用ゲーム「DiRT 3」。その発売記念イベントが開かれました。




DCシューズのからみかな? アメリカの雰囲気たっぷりの会場です。


ゲームブースではややいかつい人たちがガチンコ勝負。みんなうまいです! この設備一式、編集部に欲しいなぁ……。

とはいっても、ゲームの発表会というよりはなんだかバーでのイベントのような雰囲気。会場内ではスケートボードのデモをやっていたりもします。DCシューズの代表でもあるケン・ブロックが監修していることも関係しているのかな?

もちろん、ゲームプレイができるブースも。なんかみんなうまいし、ファッションも含めて世界観が違う人たちばかり(笑)。ゲームの雰囲気をうまく表現したイベントでございました。


こんなクラシックなマシンが現役マシンと一緒に走ります。その「あり得ない」感が楽しい。


C4だけでなく、フォーカスやフィエスタWRCなども出てくるみたいです。新しいマシンが出てくるのが楽しみ!

ところで、皆さんもう遊ばれましたか? 編集部たけぶぅもこの休みに手に入れてやってみました。

正直なところ、これは「ラリーゲーム」じゃないと思っていました。前作「DiRT 2」はラリークロスみたいなコースが印象的で、アジパシっぽいタヒチとか中国のラリーコースがいくつかある、という感じ。すっごく面白いんですが、マシンもインプやランエボが主体で、WRCの雰囲気はあまりなかったんです。

それが、今作は見た目やタイトルこそラリーじゃないっぽいですが、収録されているマシンは歴代のWRCトップカテゴリーのマシンからS2000までまんまWRCマシンばかり! カラーリングはいかにもアメリカンなイカしたやつばっかりですが。

たとえば、様々なレースに勝利しながら新たなマシンやレースを獲得していくメインのモード「DiRT TOUR」で最初に選べるコースはフィンランド。選べるマシンはプジョー207S2000かアバルト・グランデプントS2000です。勝利してポイントを重ねると選べるマシンが増えていきます。

たいしてうまくもない私がちょっと遊んだだけでも、インプレッサGr.N、ランエボGr.Nはいいとして、フィアット131アバルトやGC8インプレッサ(Gr.A?)、ST205セリカ、ランチアデルタなども出てくるんです。先ほどやっとシトロエンC4WRCも使えるようになりました。そうそう、マーカス・グロンホルムが2010年のパイクスピークでドライブしたフィエスタも出てきましたよ。クオーターウィンドウにはちゃんと「グロンホルム」と入ってました(笑)。

特に目を引くのがカラーリングとデカールです。WRCファンなら、その時代にどんなデカール=スポンサーがあったかは、タイヤメーカーやマニュファクチャラーとの関係などである程度わかりますよね。そういう意味では、DiRT 3のデカールはいわば「嘘っぱち」なんです。いえ、まったく嫌な意味ではなく。

たとえばST205セリカにチャンピオン(プラグメーカー)とトーヨータイヤがついてたりします。現実にはありえない(やっぱデンソーでしょ?)というよりも、素直にその意外性がカッコイイんですよ、これが。WRCではありえないようなデザインがみていて飽きませんし。変な話、このセンスはWRCのマニュファクチャラーにはないだろうなぁと思います。

今日はもう4時間もぶっとおしで遊んでます(笑)。なんだかDiRT 3を遊んでいると、改めて自分はラリー好きなんだなぁとニヤニヤしちゃいますね。

ここで名前を挙げた以外にも、アウディ・クワトロとかMINIなんかも出てくるみたいです。ソフトに同梱されているVIP PASSを使えば、5台くらいの新しいマシンも追加できるとのこと。

ラリー好きならやってみる価値ありですよ!



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