2014年はフォルクスワーゲン・マルクルンド・モータースポーツから世界ラリークロスにフル参戦し、シリーズ6位に入ったスウェーデンの若手、アントン・マルクルンド。今季は、元DTM王者のマティアス・エクストロームが率いるEKSに移籍して、アウディS1 EKS RXクワトロを駆ることになった。
またラリークロスと並行して、今季から新設されたワンメイクシリーズ、アウディ・スポーツTTカップにも挑む。このカップは、DTMの6戦に併催されるレースシリーズだ。
「マティアスとEKSから素晴らしい機会をもらった。自分のキャリアのために、あらゆるレベルで成長したい」とコメントするマルクルンドは22歳の期待の若手。
「マティアスとは2013年に、ミュンヘンのXゲームに一緒に参加して以来の友人。これまでにもキャリアを築く上で大きな支えになってくれた。EKSの一員になることができて、本当にうれしいよ」
マルクルンド・モータースポーツからは昨年、トッピ・ヘイッキネンがチームメイトとして同じくVWポロで参戦、シリーズ2位に食い込んでいた。一方、マルクルンドは2010年からラリークロスに参戦。昨年の世界RXではカナダ戦でポディウムに上がっている。