[更新日]:
2009年10月30日
ラリー的東京モーターショー2009
こんばんは、編集部たけぶぅです。
遅ればせながら、幕張メッセで開催されている東京モーターショー2009に、本日行ってまいりました。
もちろん編集部的には「ラリー臭」を感じたいところだったのですが、今回の目玉はやはり「エコカー」でした。F1マシンはありましたが、ラリー車の展示は1台もありませんし……。
ただ、エコカーの技術ってかなり面白いんですよね。燃費がいいラリーカーなら、参戦するにも地球環境的にも悪いことなんてひとつもありませんし、この分野で世界的にリードしている日本のモーターショーですから、エコカーのモータースポーツ転用を本気で考えるには絶好の機会かもしれません。
それに、こんなご時世でもモータースポーツベースになりそうなクルマはありますし、細かく見ていくと色々と面白い展示もあります。
会期は11/3までですから、この週末と休日でもまだ間に合います。クルマ好きならコンセプトカーを目の前で見ると心躍ります! ぜひ遊びに行ってみてください。
ちなみに、11/1(日)にはAKB48が、11/2(月)にはマリエ&里田まいが来るとか。その日にすればよかったなぁ(笑)。
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ラリーに直結する展示としては、ピレリブースでWRCのコントロールタイヤであるターマックタイヤの「P ZERO」とグラベルタイヤの「SCORPION」が展示されています。08年ラリージャパンでセバスチャン・ローブが履いたというユーズドのSCORPIONも。いずれも市販されていませんし、WRC中もラリーが終わったらタイヤはピレリが回収することになっているので、こういった場でしか見られない貴重なタイヤです。
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スバルブースのメインはエコ対応のコンセプトカーとレガシィ。特に、スーパーGT参戦中のレガシィB4が大々的に展示されています。カーボンルーフをあしらっていかにも速そうな「スバル・インプレッサ WRX STIカーボン」もあります。が、これは2.5リッターターボに5速ATを組み合わせた大人向けモデル。ホモロゲーションモデルにするわけではないですね。
インパネには映り込み防止のための(?)スエードをあしらったり、パッと見はラリーカーっぽい雰囲気。純正部品として流用はできるかも?
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スバルの水平対向4気筒エンジンを搭載するというトヨタの「FT-86」は、まだまだ開発途上のモデルでエンジンルームも見られません。デザイン的にもスポーツカーなので、市販されてからの動きは気になるところです。こちらもターマックラリーなら出番はある?
色々なメディアでFT-86の対抗馬のようにいわれているホンダの「CR-Z」。個人的にですが、実物はかなりカッコいい! ハイブリッドエンジンの排気量がどう計算されるのかは分かりませんが、全日本ラリーのターマックなら走れると思いますし、ぜひ登場してほしいですね。ホンダブースには、ヨーロッパではR3としてラリーを走っているシビック・ユーロRも展示されています。