[更新日]:
2009年09月07日
【編集部ブログ】昨日は愛媛、今日は大阪……
答えは、久万高原ラリーで3位に入賞した福永修選手と、彼をサポートし自身もラリーに参戦しているハセ・プロの長谷川智秀社長のお二人。
ハセ・プロといえば、スーパーGT、フォーミュラニッポン、そして全日本ラリーやヴィッツチャレンジもサポートしている、あの「マジカルカーボン」の会社です。真っ黒なフルカーボンのランエボといえば昨年のラリージャパン、今年のラリー北海道などでご存じの方も多いはず。
実はお二人とも、これからシーズン後半に新たなチャレンジを予定しているんです。今日はそのお話を聞きに、大阪市内にあるハセ・プロ本社にお邪魔しました。福永さんをサポートされたきっかけ、長谷川社長自身がラリージャパンに挑戦した理由など、本当に驚くほどドラマチックな展開でした。詳しくは本誌WRC PLUSに任せるとして……。
ヒントは「海外挑戦」です。でも今はまだヒミツ(笑)。日本メーカーの挑戦も少なくなった今、ハセ・プロラリーチームの動向に要注目です。
ハセ・プロ カーサイトはこちら。
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せっかくの貴重な機会ですので、本社の工場も見学してきました。
ランエボの外装にも張られている「マジカルアート・カーボンレザー」の業務用サイズ(クルマの外装に張る特大サイズ)はロール状になっていて、これを本社工場で実車に合わせて張り付けるとのこと。キズもつかなくなるし、耐光性も十分で、クルマをぶつけてもパーツが飛び散らない。特にパーツ破損の際の丈夫さは、福永選手自身がラリーの中で実証済みだとか(笑)。
最近、ホイールのリム部分に張り付けるタイプの「マジカルカーボンリムガード」という商品も登場しました。グラベルラリーでもリムが傷つかず、ドレスアップにもなるアイテム。長谷川社長のランエボVIIIが赤で、福永選手のランエボIXが黒という目印にもなってます。
やはりダートラ、グラベルラリーを走っている人からの問い合わせも多いそうです。特に昨年のラリージャパン以降は海外からの問い合わせも増えたとのこと。実際、この2台ともほんとに傷が全然なく、カーボン自体が破れている部分も、フロントやサイドのエアロ下部くらいのもの。ラリーでの必須アイテムになる日も遠くないかもしれませんね。