[更新日]:
2009年07月10日
【編集部ブログ】ラリー撮影講座のためのレッキの模様をちょこっと公開!
過去にラリー北海道で使ったステージだといっても、季節や前日までの天候などによって路面も風景もガラっと変わってしまいます。ラリージャパン時代は10月、ラリー北海道は7月と植物の状態も違うため、見に行ってみたら草が生い茂って撮影ができない場所や、以前よくないと思っていた場所がコース設定の変更によりいい場所になっていたりすることも。なので、とにかく気になるステージはすべて見に行くんですね。だから、カメラマンたちもかなりの距離を走るんですよ。
小林カメラマンによれば、「グラベルSSを40km以上走ってもいい場所がないこともあるし、長いSSがうっそうとした森で、最後の1kmを切ったところで絶好のポイントが見つかることもある」とか。さらにSSに入ったときの日照時間や太陽の方角、コーナーの位置によりスピードが出る場所かそうでないか。それによってグリップかドリフトかなど、迫力も変わってくるんだそうです。なるほどなるほど……
9日は陸別サーキットをチェック。ウォータースプラッシュ近くのポイントを見てきました。ここは少しジャンプしながら、しかも水を脇に跳ね上げていくカッコいい姿を撮れるポイントとして有名ですね。
さらにシピリカキムも確認。少し草が多めでしたが、晴れれば北海道らしい大自然を駆けていくマシンを撮れる絶好のポイントです。
最大の問題は天気ですが、北海道に入る前は雨の予報だった土日の降水確率が、だんだん回復する兆しが! 雨のラリーもすごさは伝わりますが、とにかく晴れを願うばかり!