「RALLY CARS」
vol.09は好評発売中!
それまでの“ラリーカーの在り方”を一夜にして塗り替えたアウディ・クワトロ。先入観や常識にとらわれることなく、新たなる時代の扉を開き、先鋭的な技術をシーンに投入してきました。
4WD、ターボ、アンチラグシステム、ツインクラッチ…… アウディは次々と先進の技術を投入しながらも、最後までフロントエンジンで戦うことをやめませんでした。
アウディの誇り、その志したものに迫ります。
現在はFIAでその手腕を振るうミッシェル・ムートンのインタビューも掲載。
RALLY CARS GALLERY
クワトロが世に出てからわずか5年。
苦戦を強いられることが多くなったアウディが
満を持して送り出したのは、空力パーツ満載の
エボリューション2──S1 E2でした。
今回は、現在もアウディが所有し、
イベントなどでたびたびその姿を見せる1台。
アウディ最後のグループBマシンの細部に迫ります。
クワトロ誕生秘話 “EA262”の真実
「クワトロ誕生のきっかけは
フォルクスワーゲン・イルティス」
──これはよく知られたストーリーですが、
そこから公認を取得しラリーに参戦するまでに
どのような苦労があったかは知られていません。
後世に残る名車クワトロが
いかにして誕生したかという秘話をご紹介します。
PLAYBACK the RALLY SCENE 1981-1987
アウディ・クワトロが活躍した期間は
ちょうどグループ4とグループBの端境期。
ラリーカーは量産車から
プロトタイプカーへと姿を変えるなか、
アウディはフロントエンジンを貫き
その哲学に殉じることを選びました。
当時の活躍と、その苦悩を振り返ります。