先日フィニッシュしたダカールラリー2015の市販車ディーゼルクラスを連覇したチームランドクルーザー・トヨタオートボデーはメンバーのコメントを発表した。以下は抜粋。
◆トヨタ車体 取締役社長 岩瀬隆広
2連覇を1-2フィニッシュで飾れて本当に良かったです。会社創立70周年の記念すべき年の初めに、皆様に明るい話題を届けることができ、とてもうれしく思います。世界で最も過酷なラリーと言われているダカールラリーで2年続けて勝てたことにより、ランドクルーザー200の走破性、安全性、信頼性を実証することができました。
◆チーム代表 林正敏(トヨタ車体 執行役員)
私どもの造っているランドクルーザーで、社員参加の手作りチームが、2年連続、市販車部門で優勝できましたことは、我々がやってきたクルマづくり、チームづくりが間違いなかったという結果だと思います。今年のTLCはチームワークの良さを発揮して、栄冠を掴んでくれました。
◆チーム監督 角谷裕司(トヨタ車体 総務部広報室)
初監督で優勝を成し遂げることができ、本当にうれしく思う反面、安堵の思いもあります。この優勝はチームメンバーの努力の賜物であり、そして何よりもいつも暖かく応援し支えてくださっているスポンサーやファンの皆様、会社の仲間のおかげです。
◆市販車部門優勝 1号車ドライバー 三橋淳
今回はトラブルが多く、2号車がいなければ勝つことは出来なかった。今回の勝利は TLCのチームワークによるものという気持ちが強いです。改めてチームの一員として市販車部門5勝目が獲れたことをうれしく思います。
◆市販車部門優勝 1号車ナビゲーター アラン・ゲネック
2年連続の優勝をとてもうれしく思うとともに、今はほっとした気持ちです。三橋ドライバー、メカニックと力を合わせることで困難に立ち向かい、乗り越えることができました。この優勝は、チームのサポートと多くの方々からのご声援による後押しがあったからこそだと感じています。
なお、豊田章男トヨタ自動車社長もこの勝利にコメントを寄せた(一部抜粋)。
「トヨタ車体“チームランドクルーザー”が昨年に続き市販車部門で優勝を果たしたことを、大変うれしく思います。総走行距離約9100キロ、競技区間約4600キロを走り抜いたドライバーとナビ、それを支えたメカニック、そしてすべての関係者のみなさん、本当におめでとう。ゴールまでの長く過酷な道のりには、普段経験することのない様々な“道”との出会いや、絶え間ない挑戦があったと思います。“道が人を鍛える。人がクルマを作る。”その思いを胸に、どんな時にも不撓不屈の精神で、グループ一丸となって“いいクルマづくり”に取り組んでいきたいと思います。応援ありがとうございました」